概要
雑音の 混ざりしラヂオ 懐かしむ 古里の歌 詠み人知らず
「山もとの鳥の声より明けそめて 花もむらむら色ぞみえ行く」永福門院(玉葉和歌集より)
鎌倉時代末期の女流歌人・永福門院は御齢十八歳で入内の後、女御を経て中宮に冊立されました。大君の崩御を境に、仏道にも深く精進される一方、その御歌も円熟さを増し、京極派を代表する歌人に列せられました。
門院が活躍された時代は、両統迭立の困難な世相で、其の晩年は足利尊氏の叛乱から建武中興といふ南北朝動乱の季節に当たりました。しかし、門院は激動の世にありながらも、終始心を乱さず、花鳥風月を愛でられ、多くの叙景歌を遺しました。
「やさしく物あはれによむべき事」という定家伝来の教えを忠実に守った歌人とも評されます。
さうした京極派の女流歌人の顰みに倣ひたい、との想い募り、徒然に歌を詠んだ次第です。全
鎌倉時代末期の女流歌人・永福門院は御齢十八歳で入内の後、女御を経て中宮に冊立されました。大君の崩御を境に、仏道にも深く精進される一方、その御歌も円熟さを増し、京極派を代表する歌人に列せられました。
門院が活躍された時代は、両統迭立の困難な世相で、其の晩年は足利尊氏の叛乱から建武中興といふ南北朝動乱の季節に当たりました。しかし、門院は激動の世にありながらも、終始心を乱さず、花鳥風月を愛でられ、多くの叙景歌を遺しました。
「やさしく物あはれによむべき事」という定家伝来の教えを忠実に守った歌人とも評されます。
さうした京極派の女流歌人の顰みに倣ひたい、との想い募り、徒然に歌を詠んだ次第です。全
御支援の賜物でござひます
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!巧みな話術にやられっぱなし! まさに癒し系毒電波
これは普通の短歌集ではこざいません。
視聴者から送られてきた短歌をテーマごとに紹介するラジオ番組です。
ちょっと変わった界隈の皆様から送られてきた歌の数々を、猫田さんがエッジの効いたコメントで紹介してくれます!
大丈夫かこれ、というヒリヒリ感と、スレスレで回避していくそのセンスに脱帽です。
そして番組にお手紙(コメント)を送ると、猫田さんが紹介してくれるのですよ!
コメント欄もこの番組に華をそえてくれています。
本当にラジオからその声が聞こえてくるように感じられますよ。
いやあ、それにしても上手すぎです。
めちゃくちゃ面白かった……! - ★★★ Excellent!!!短波ラジオで面白いのやってるぞ!この抱腹絶倒の毒舌聞き逃したら損だよ!
懐かしの短波ラジオでDJの猫田猫さんが、リスナーから送られてきた俳句を読んでいます。
カクヨム俳句.短歌コンテスト応募作品ですが、この切り口、思い付いた方います!?
毒舌というオブラートでしっかりコーティングして伝えられる、世の中の闇を映す俳句達。なかなかハイレベルな作品です。
本編も抱腹絶倒の面白さなのですが、コメントを書くと猫田さんからお返事が貰えるかも。それがまた堪らなく楽しいのです。
このライヴ感、是非多くの方に読んで、じゃない聞いて頂きたい!オンデマンドで放送中ですから。
まだお聴きでない方は、急いでチューナーを合わせて!!