ローカルアイドル振興法DE地方行財政大改革-南海地方編-

2040年、少子化があまりにも進んだあげく、移民もあまり受け入れなかったため、地方はほぼほぼ壊滅状態になりました。かつては3割自治と言われたが、今やほぼほぼお金の出どころは東京様頼みと成り果てていた。

そんな中で、国は令和の大合併を進めつつ、地方行政に芸能事務所設立を命じた。地方でしか会えないアイドルをコンセプトに、あらゆる地方でローカルアイドルが群雄割拠する状態になった。また、5年に1度のアイドル総選挙で優勝すると、国から1兆円規模の予算が舞い降りてくるという話になった。

大人たちは、やっけになって、アイドル課や芸能課などをおいた。かつての文化局をアイドルに置き換えてしまう役所もでてきた。

世はまさにグレート・アイドル時代に突入した。
少子化の影響で金の卵と呼ばれる子どもたちを、
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