南海になくて本州にあるもの
本州にあるものがない。
それはしたい仕事がないということだ。
みんなが生きていくためには、
やりたくない仕事をするか、
この島を去るかしかほとんどの人には選択肢がなかったのである。
特に、明治のランキングでは上の方だった旧・徳島市の人口規模は十強の街だったが、2020年には、旧・徳島市は人口密度は全国でも16位の旧・広島市に次いで、17位と健闘したものの、肝心の旧県時代の人口数はワースト4にまで担っていた。
みなが自分の為に仕事をしているからこそ、
どんどんとこの島は衰退していった。
それは南海道だけの話ではないのかもしれないが。
我が我がの精神で、
注目されるのはメディアと関係がある人だけ。
多くの人たちの声は届かず、
一部の取り巻きと東京のコンサルタントによって物事は動いていった。
もはや自分で考えようとか、
自分で勉強しようということはしない。
なぜならそれはめんどくさくて大変だから。
大変なことを避けてきたから、
1980年代を境に人口が減りっぱなしな訳だが。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます