讃岐・香川の章(他の都市と時系列めちゃくちゃ・更新をちゃんと追って)

讃岐国と香川県の対立

香川県は大平誠司知事が君臨していたが、

讃岐国の事実上トップである中村潤が君臨していた。


彼らは非常に対立しており、

シビアな関係であった。


この地域では、

交通事故が多発しており、

交通マナーが大変悪い県として、

県民・国民ともに有無を言わず自覚する有り様であった。


自動運転の車では、

遅すぎるために、

わざわざ自分で運転をする人があとが絶たず、

結局、マニュアル運転をしてしまうため、

交通事故があとが絶たない。



そこで、内政を司る、大平知事が、

讃岐国へ交通マナーの取締を要求しはじめた。


内政は州県制の県知事が担当しているが、

警察権や司法権、また、スポーツや文化活動は道国制で行われている。



警察としても予算が無いのに、仕事を増やしたくはない。

流石にバンパーもない車が日常茶飯事で、

毎日のように右往左往しているこのエリアでは、

警察の取締が悪いのでは?と批判されていた。


また、讃岐国では行政の不正を看過していた。

悪いことをしても、多少のことなら見逃してきた。


そのような中、今回のアイドル省案件は、

讃岐国側が担当するようになった。


「アイドル省は儲かるわなぁ。」

と讃岐国警察本部長は呟いた。


また、知事も

「アイドル省で、財政を増やさなければ……」と、

大平知事も思っていた。


こうして讃岐国・香川県はほぼ同じ領域だが、

ちょっと違うエリアでも権力競争の幕開けになろうとしていた。

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