概要
侍女を演じる軍師×心が読める銀髪碧眼姫 後宮を揺るがす愛と戦い
戦略家一門に生まれた雨雨(ゆいゆい)は、女でありながら軍師となるべく育てられた。一方、皇太子妃候補の翠玲(すいれい)は、異国の血をひく銀髪碧眼の美姫で、他人の心を読む能力を持っていた。雨雨が翠玲の侍女となり、物語が動き出す——。異端の少女二人は皇太子妃選抜の政争に巻き込まれながら、愛を深め、やがて自由を求めて宮中からの離脱を目指す。後宮×百合×純愛×陰謀が渦巻く、本格中華風ファンタジー!
【第2部の連載再開にあわせて、第1部も修正しました】
・唐の時代をモデルにしており、歴史上実在した人名や地名も登場しますが、あくまで架空世界の物語です。
・レイティングは念のため設定しました。残酷描写や暴力描写は、R15想定(一般的な歴史小説と同レベル)です。
【第2部の連載再開にあわせて、第1部も修正しました】
・唐の時代をモデルにしており、歴史上実在した人名や地名も登場しますが、あくまで架空世界の物語です。
・レイティングは念のため設定しました。残酷描写や暴力描写は、R15想定(一般的な歴史小説と同レベル)です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!軍師として育てられた少女と姫君の絆にドキドキする!
翠玲という姫君の侍女をしている雨雨。
彼女は戦略家の一門に生まれ、戦のまっ只中を経験してきた。
その戦話がとてもおもしろく、雨雨の知恵と大胆さはお見事です。
後宮での雨雨の立ち振る舞いや観察力、知識には唸ってしまいます。
そんな聡明な雨雨なのですが、主人である翠玲の前ではちょっとたじたじ。翠玲に振り回されて狼狽える様は可愛らしくて、とても戦を経験してきた人には見えません。翠玲といると、雨雨は少女に戻るのかもしれません。
そしてこの翠玲と雨雨の関係は、実に不思議。
好きという感情がどのようなものなのか……二人の親密さにドキドキしてしまいます。
戦のある世の中。油断ならない後宮。複雑な人間関係。…続きを読む