13.若さに嫉妬

 若い才能に嫉妬しまう。

 自分の才能のなさを棚に上げ、羨む自分。

 ともすればヒステリックに叫んでしまいそう。


 年甲斐もない。

 自分の努力の方向性が間違っているからに過ぎない。


 自分だって若い時があった。

 自分のベストを尽くすのみ。


 相手にされない時もあるし、かまわれるときもある。

 うっとおしいと感じる時もあるし、愛おしいと感じる時もある。


 人間なんて自分勝手な生き物。

 親に当たって自己嫌悪に陥る。


 いけないのは、うまくいかないのは自分自身の力不足なのだ。

 せめて、自覚して謙虚に行動して生きたい。


 生きてもいい?

 居てもいい?

 私、存在できている?

 大丈夫。

 自分の心に向きあって。

 落ち着いて。

 自分の作品を見よう。

 することは数多ある。


 自分の感情に蓋をして。

 作品に向き合え。

 才能はないけど、努力の才能は持っていたい。

 これだけはできないといいたくない。


 大丈夫。


 きっと見てくれる人はいる。

 大正解になる日を夢見て。

 さぁ、指を動かせ。

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