16.夢の中の出来事


 地元の駅での出来事。

 私は荷物を3つ持っていて、降りるときに2つの荷物を忘れてしまうの。


 終着の駅だから一度扉が閉まって、整備時間をおいてまた入ることができる。


 おばあさんにあそこにあるよと言われて、じっと待っていた。


 おばあさんのおかげで荷物をなくすことはなかった。


 そのお礼におばあさんが降りる駅までついていくことにした。


 おばあさんと談笑して次の駅で降りた。


「ありがとうねぇ」


 感謝の言葉をもらってうれしくなった。


 私が言葉を返そうとしたときに現実に戻ってきた。

「夢でもいいことしたな」

 夢に出てくる人はこれからのキーパーソンという見方もある。

 本当だといいなと長いながら日々の生活を過ごしている。


 もう何年も前の夢なのに律儀に覚えている。

 現実にも親切にしているからこそ、同じような光景が忘れられないのだろう。

 いい子やめたはずなのに、無意識でいい子になっている。

 もう自由に生きたいよね。


 夢は寝る時にしか見ないもの。

 現実では臨機応変でいいよね。  


 END


  

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