12.あの子になりたい

 キラキラしたあの子になりたい。なんであんなに可愛くて、コミュニケーションもきちんと取れて、気づかいもしっかりとできるんだろう。

 とてもうらやましい。 

 あの子のやる気を私に頂戴。

 なんでそんなにキラキラしているのだろう。

 わたしの信じたものと、ま逆な集団に語ることはなにもない。


 やる気でない。

 カッコいいこと言ったって何もできていない自分大嫌いだ。

 人間関係を避けている自分なんて嫌いだ。

 わたしのやる気を引き出して。


 お願いします。

 もう変わりたいの。

 だから私に頑張る力をください。


 あの子になりたい。

 光のような存在になりたいの。

 キラキラとして洗練されている立ち振る舞い。

 そんな風になりたい。


 足りないことばかりだし、自己嫌悪ばかりだし。

 けれど憧れて、努力するのはやめたくない。


 あの子のようになりたいから。

 沢山努力する。

 身体が調子悪くなっても、多少のことは頑張れる。

 頑張ろうよ。自分のなりたい自分になろうよ。





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る