(237)  淋しいなんて言うから・・

「淋しい」なんて言うから    

淋しくなったんじゃないか  


冷たい指をからませ     

そっと目を閉じる      


「悲しい」なんて言うから

悲しくなったんじゃないか     


西陽が沈む部屋の       

隅にふたりきり          


今は ただ寄り添って温もり感じていたい

おまえがいればいいと 強く抱きしめた



                         

「ごめんね」なんて言うから

切なくなったんじゃないか


時計の針が明日に

辿り着く頃


無口なままでいるから

「さよなら」なんて言えない


おまえの涙ぬぐった

星のない夜


今は ただあと少しこのまま一緒にいたい

おまえがいればいいと強く抱きしめた


今は ただ寄り添って温り感じていたい

明日はきっと来ない そんな気がした  




(余談)

この前から・・構想はあったんですが

完成?でもないけど・・完成♪

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