(140) 錆びれた指輪 (メロ先)

(1)

時はただ虚ろなまま この体をすり抜けてゆく

君が僕に残した もろく錆びた指輪


壊れてゆく ねじれた空

切り裂いた流星


黒いアゲハ 追った街角 傾く赤い月

狂った映画のようだよ


(2)

ひび割れた 鏡の中 映るのは青白い頬

君が傍にいたなら 握り締めた指輪


叫んだ風 雨の匂い

振り向いたけれど


今夜もまた マヤカシの宴(うたげ)堕ちてゆく摩天楼

狂ったピエロのようだよ


錆びれた指輪が泣いてる




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