(31) 冬木立

人影まばらな公園のベンチ

うつむきながら ふたり 

次の言葉を捜していたね

たぶんこれが最後のデート

なぜかそんな気がした


君の心はどこにあるの?

このまま別れてしまうつもり?

かじかんだ唇 何も言えずに

気持ちだけが空回りする


君がふいに流した涙

そのワケを聞く事も出来ずに

白い木立がかすかに揺れて

冬よりも冷たい風が吹いた



夕暮れまじかの薄れゆく景色

溶け込むようにふたり

途切れ途切れの言葉はいつも

君の心を不安にさせた

たぶん悪いのは僕


細い肩先 こぼれ落ちる

僕の知らない君の香り

気づかないふりして息を止めたよ

街の明かり ちらつき始めた


君が僕に返したリング

降る雪が隠そうとしている

白い木立がかすかに揺れて

冬よりも冷たい風が吹いた



君がふいに流した涙

そのワケを聞く事も出来ずに

白い木立がかすかに揺れて

冬よりも冷たい風が吹いた


君が僕に返したリング

降る雪が隠そうとしている

白い木立がかすかに揺れて

冬よりも冷たい風が吹いた


冬よりも冷たい風が吹いた


(メモ)

この歌、個人的に大好きです。

冬になったら聴きたくなる

https://note.com/karubou/n/n46c58b2b673d

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