概要
「見損なったよ、須藤君! 君は、今! 叩き潰す様に振るべきだった!」
春園学院に通う須藤春人(すどう はるひと)は、『ゴーたん』というあざらしのぬいぐるみが大好きな高校二年生。
そんな彼は、現在に至るまでそれなりに平凡に生きてきた。
見てくれは並以上、剣道でエースだったこともあって程よく女子にもモテ、それなりに恋人付き合いも経験している。
そんなある日、同じクラスの草壁美晴(くさかべ みはる)に告白された。
ちょっと告白のポーズが女性にしてはおかしかったが、明るいし人気者だし、好意を持たれて悪い気はしなかったので、OKをした。
それなのに。
「何故OKするんだい! 君は頭がおかしい!」
びしっと人差し指を突き付けられ、何故か怒られる羽目に陥っていた。
この日から、春人と美晴の奇妙な関係が始まる。
*話に出て来る一部の店名などは、実在する会社名などをもじっております
そんな彼は、現在に至るまでそれなりに平凡に生きてきた。
見てくれは並以上、剣道でエースだったこともあって程よく女子にもモテ、それなりに恋人付き合いも経験している。
そんなある日、同じクラスの草壁美晴(くさかべ みはる)に告白された。
ちょっと告白のポーズが女性にしてはおかしかったが、明るいし人気者だし、好意を持たれて悪い気はしなかったので、OKをした。
それなのに。
「何故OKするんだい! 君は頭がおかしい!」
びしっと人差し指を突き付けられ、何故か怒られる羽目に陥っていた。
この日から、春人と美晴の奇妙な関係が始まる。
*話に出て来る一部の店名などは、実在する会社名などをもじっております
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!告白されたからOKしたのに「何故フラない」と怒られた――その理由とは?
主人公・春人は、男女問わずの人気者・草壁さんに告白されます。
片膝をつき、片手を差し出すような王子様然としたポーズで、
「好きです」――と。
草壁さんは、砂糖菓子のように甘く、小柄で愛らしい女性です。
なのに、ぴんと背筋を伸ばした姿は凛々しく、告白の声は囁くようでありながらも、よく響くイケメンボイス。
……既に、何かおかしいです。
しかし、春人はOKと答えます。
「付き合っていくうちに気持ちが動いていくかもしれない」と思ったためです。
――が。
「何故、私の告白を受け入れるんだい!」と、告白してきた草壁さんが、キレます。
わけが分かりません。
……正確には、わけが分かりません【でし…続きを読む