概要
先輩は呪いを探求する。どんな犠牲を払ってでも。
去年の7月7日。杉尾崎高校1年の保科心咲は、2年の御子柴梗という同じ部活の先輩に恋をした。いずれそれは狂気的な愛となる。2年になった保科は、1学期終了間近もいつものように彼を尾行していた。ある日彼女は白い廃墟に辿り着き、体に花が咲いている少女『エリ』と出会う。御子柴はエリを「呪われている」と説明し、彼女の呪いの解除と呪いの研究が自分の趣味だと打ち明ける。そして保科は、そんな彼と少しでも近づくために呪い研究の助手になることを誓った。
廃診療所に住まう車椅子の男、写真部の副部長、保健室の先生らを巻き込んで、保科と御子柴は解呪を目指し奔走する。そして呪いとは何かを知るうちに、保科はとある真実を知ることになる。
廃診療所に住まう車椅子の男、写真部の副部長、保健室の先生らを巻き込んで、保科と御子柴は解呪を目指し奔走する。そして呪いとは何かを知るうちに、保科はとある真実を知ることになる。
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