ギア・メイク・オブワールド〜歯車で作られた世界の行末〜

人々の争いの最高潮を迎え広大な砂漠と化した世界。
人々の半分は死に絶え、もう半分は機械化の人造手術により生き長らえる選択肢を選んだ。
新たな人類には「メモリギア」と呼ばれる歯車が備え付けられ、能力として付与された。
夢も希望も無いとされていた世界で身体に宿るメモリギアは、理想を現実にする力になるという。
残された人々は皆それを掻き集め、自らの理想郷を創り出す事に尽力する。
若き青年ポピラもその一人、彼が望んだのは個人の幸福、小手先の快楽では無く世界の平和。
新しい世界を再構築する事だった。