ヒロイン属性だらけでワナビの超絶美少女にいつしか俺は溺愛されていた

ある放課後の図書室。俺、和瀬界人がいつもラノベを読んでいる席に学校一の美少女、安野ひまりが座っていた。

普段から話す仲ではなかったが、安野が落としたメモ用紙をきっかけに彼女がワナビ、ラノベ作家志望であることを知る。

web小説が伸び悩んでいるらしいが、それも当然。だって彼女の作品はラブコメなのにヒロインが全然可愛くないんだよ。

そんな可愛いヒロインが書けない安野に、俺はある提案をする。

それは……


実際にヒロインのマネをしてみること。


何としてもラノベが書きたい安野は二人きりのときだけ幼馴染や年上毒舌など様々なヒロイン属性を演じていく。

しかし、初めは恋愛感情を抱いていなかった二人が、一緒に過ごすうちにじわじわと距離を縮めていく。

恋心が芽生えてしまえば一体どうなってしま…続きを読む