第5話 帰国2 美女のお誘い
”この状況どうすりゃいいんだよ!。。。”涼真は汗をダラダラかきながら自分の肩にもたれかかっている美女を見た。その美女はなんの警戒心も見せずに涼真の体にもたれかかっていた。
”親に見られたら終わりだっツーの!”そう焦った涼真は勇気を出し美女に喋りかけてみた。
”あのー。。。。”反応がない。。。
”あのーー!”
”んんー。あぅー。むにゃーー。”と美女はエロいようなアホっぽいような声を出し再び無言に戻った。
”すみません。起きてもらえないでしょうか?その肩があったているし、そのえっと。。”
と涼真がたじろいでいるといきなり美女は顔を上げ涼真の顔まであと数センチのところに顔を近づけて言った。
”あら、私の添い寝嫌いなのかしら?”美女はなんでそんなことを言うの?と問いかけるような顔をしていた。いきなり起きた美女に驚いた涼真だが
”いや、その失礼ですけど見知らぬ方に添い寝されると緊張すると言うか。。。”と返した。すると美女はまたにやりと笑い
”そういえば、そうね。たしかにあなたのココ緊張してるわね?”と涼真のアソコを指さしながら言った。
”これは違いますって!下心なんてないです!あ、そうだ!暇立ちですよ!わかりますか?男性によくあるって、あ。。。”美女はもちろんまわりの客が涼真をジロ見していた。
”ほら、うるさいわよ?静かにしないと。ね?”と指を唇に合わせて美女は言った。
”紹介が遅れたわね。私瑞江って言うの。松本瑞江。よろしくね?”と瑞江は言った。
”あ、はい。自分涼真です。小清水涼真。”と涼真は返した。
”へーそうなんだ。”瑞江は涼真が飛行機に乗っている理由を聞き納得していた。
”ソワソワしていた理由は友達に会えるからか。。。”と瑞江はうつむいて言った。
”そうなんですよー。いやー早く会いたいなーー。”と涼真が言い終わる前に瑞江は身を乗り出しその豊富な胸をくっつけて
”私のココ見てソワソワしてたんじゃないの?”とここぞとばかりにかなり危ういところまで服を下げ見せてきた。
”ちょ!瑞江さん!ヒトが見てますって!”と焦った涼真だがその問題はすぐ解決した。瑞江がカーテンを締めたのだ。”あ。”涼真は思い出した。涼真が座っているのはビジネスクラスなのだ。急遽親の会社の都合で帰国ということもあり会社が手配してくれたのだ。そしてこの席は二人一組でカーテンがついていたのである。まるで誰にも邪魔されずに二人っきりになるかのように。。。
”私涼真くん見て惚れちゃったの。だからさこういうことしない?”とさらに体を近づけてきた。
”だめです!絶対だめ!自分まだ未成年ですし瑞江さんもそうでしょ?”すると瑞江はほっぺたを膨らませてすねた。ハムスターのようでとても可愛かった。
”失礼ね私二十歳なんだけど?”
”え、てっきり高校生かと。”涼真は驚いた。それもそのはず。瑞江の身長はわずか160cm。それに対してバリバリアスリートの涼真は185cmである。同い年と見ても仕方ないだろう。
”だからさ、いいよね?”そう言って瑞江が涼真の股間に手を伸ばしたとき、
”おい、涼真どうしたんだ?カーテンなんか締めて?”といいカズオが来た。だが涼真と瑞江を見て硬直した。
”助けてくれ!父さん!おれおそわれてんだよ!”カズオが救世主と思いきや、
”いや、涼真女性の思いには答えるんだ。頑張れ。童貞卒業したらなんでも買ってやるよ。”
といい。去っていった。
”ちょちょい!待ってくれー!”と言おうとしたが
”これ以上声だすと他の人も気づくよ?”と瑞江に言われ涼真は声を出せなくなった。
そして近づいてきた桜色の唇を涼真は受けるしかなかった。チュッとキスをされ瑞江の手は涼真のビンビンしたものは触り始めた。
そして12時間のフライトの中触り合うのは許しどうにかギリギリ童貞(性行為をすること)だけは守った涼真は一睡もできずに日本につくのであった。
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