第19話 涼真と瑞江の電話

前書き失礼します。僕が間抜けなだけでしたが「」このカギカッコがキーボードにあると気づきました(^_^;)ですので以後会話等々は「」で行かせてもらいます。よろしくお願いします。






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プルプルプルプル、プルプルプルプル、プルプルプルプル、ガチャ


「もしもし」


「もしもし私のこと覚えてるかしら?」瑞江は色っぽい声を出して聞いた。


「え!まさか瑞江さん?なんで俺の電話番号を?」


盗み書きされたとは知らない涼真は返した。


「あら、連絡先交換しなかったかしら?」


とぼけて瑞江は言った。もちろん盗み書きしたことを隠すためについた嘘だ。


「いや、そんなことした覚えないですよ。それに俺あのとき参ってたし。。。」


涼真はそのことを思い出して顔を赤くしながら返した。


「ま、いいわ。今日は聞きたいことがあるの。」


「........はぐらかされたな。」内心そうは思いながらも優しい涼真は返した。


「なんでしょう」


「私も涼真くんと会うのは最後だと思ってたんだけどこの前偶然街で見かけたのよ」


嘘2つ目。。。。


「マジすか。よく覚えてましたね。俺の顔」


「失礼ね。そうそう。それで話はね近くに住んでるんだからさ、一緒に食事とかどうかしら?週末のランチとかどう?」


”我ながらナイスアイディア!”  瑞江は内心微笑んだ。


「あ、いやそう言われても。。。」と言おうとした涼真だが


「涼真女性の思いには答えてやれ」...................


父が前涼真がが襲われたときにいった言葉を思い出した。父はたとえどんなことがあっても女性を悲しませるなと小さい頃から言っていたのだ。


「そうですか。僕は別にいいですよ。レストランはどこにしますか?」


と自然に答えた。


「そうね。イタリアンなんてどう?」


「いいですね。僕いい店知ってるんでどこかの駅で落ち合う感じでいいですか?」


「いいわ。じゃあ中央駅に改札口で土曜日の11時に待ってるわ。」


「わかりました。では。」


ガチャ


と電話が切れた。


電話を終えた瑞江はニヤケが止まらずにいた。


「かわいい男の子....」


こうして涼真を狙う美女がもう一人増えたのであった。ただ涼真は瑞江の思いには気づいていない。ハーレムになりそうだ。。。。。。


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