プロローグ　嘘の、起点。

第1話　はじまる前

第2話　タンポポの刺す痛みは

第3話　剥げた塗装の歩道橋と、三人を見上げる僕

第4話　光がまた差し込んだとき

第5話　黒くて透明で、

第6話　歪になった白

第7話　喉に溶け残った粉薬のように引っかかる記憶

第8話　その悲しげな表情の意味は

第9話　チマチマ作業、好きな二人。

第10話　完成された正方形に、

第11話　雨ふりしきる時間

第12話　根っこの部分

零れてしまった思い出、ひとつ。

第13話　だから、それでよかった。

第14話　芽生え始めてしまった友情

第15話　その前提を信じて

第16話　崩れ始めた正五角形

第17話　見下ろす白線と、越えていた片足

第18話　越えた足を軸足に

第19話　描けない二人だけの時間

第20話　1本目、交わる線。

第21話　不自然なくらいに

第22話　接近戦の反動

第23話　二重にかかった魔法

第24話　消したくない過去

零れてしまった思い出、ふたつ。

第25話　正反対の二人

第26話　脆い五角形

第27話　壊れかけの多色ボールペン

第28話　お人好しでわがままな四人と、私

零れてしまった思い出、みっつ。

第29話　優しくない真実

第30話　「何もしなかった」

第31話　偽りがきっかけの、

第32話　「大切な」友達

第33話　たどり着いたひとつの答え

第34話　救いの手すら、取れない彼

第35話　外れかけの青色のレフィル

光の、起点。

第36話　きっと、これが最後の夏だから

第37話　掴めなかった右手

第38話　わがままだとわかっていても

第39話　「陽平君」と僕を呼ぶ人

第40話　背負った十字架を外したくて

第41話　嘘と、光の、交点。

第42話　思い出すことも忘れることもできない片想いだったから

第43話　叶った先に、ある未来

第44話　透明で、七色で、消えてしまいそうで、

エピローグ　いつか、きっと