むにょはみびょうひゃぷがにゃにぃ~すきゅーっぷべぇ~はにゃ~んかにゃ~ん っぴ
犬怪さんの小説はただごとではない。ああ、影響を受けてしまう。気軽に入り口を覗くと、ぐいと頭を掴まれる。そして、そのまま目をがっと開かされ、その一部始終を見ずにはいられない。そんなことを書くと乱暴に聞こえるかもしれない。そんなことはない。秩序のなさや不条理さや理不尽さすべてがどこか上品なのだ。きっとそれは犬怪さんの「影響を与えてしまうほどの」上品さからくるんじゃないだろうか。時折ハッとする言葉に出会い、ああ、小説だった、と思い出す。これは「小説」だ。言葉でできたものだ。読み終わってから、世界がすべて言葉になっている。美しいことば。
クラゲのようなモノを拾った事で時間、死、あらゆる観念が意味をなくしていく。二人の女性の混沌とする様をマジックリアリズム的な手法で描いている。海外の文学作品を彷彿とさせる怪作だと思う。すき。
落ち着いた雰囲気のまま進むSFもの。有川浩の「空の中」を彷彿とさせる未知の生物を物語の主軸にしています。対照的な二人の少女が印象的な作品です。
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