第七話 潜り燕
刃を構える。ワームが吠える。
……はて、どのように打ち込んだものか。
そもそもあの鱗を貫き、肉を貫き、骨を断つことができるのだろうか。
村正の切れ味ならできそうな気もするが、黄色の技量でとなると途端に不安がかま首をもたげる。
一ヶ月――――里見黄色の剣士としての時間はあまりに短い。己は未熟である、という自覚が黄色にはあった。
それでいい。
油断などという贅沢をしている暇はない。
未熟であるままに、このワームを倒さねばならぬ。
――――本当にできるのだろうか――――
不安が湧いた。
だが、やるしかない。
やるしかないのだから、どうにかしてみせよう。
魂を喰らわんばかりの咆哮が森の果てまで響き、しばしの睨み合い。
一瞬。先に動いたのはワーム竜。
軽自動車ほどはあろうかという頭部の、軽自動車も飲みこもうかというほどの大口を開け、愚直に真っすぐ突撃を。
大口の先、真っ黒な喉はさながら奈落。
飲みこまれれば、そこで全てがおしまいだ。
先ほど死んだ熊のように、胃の中で消化を待つばかり。
迫る奈落を前にしかし、黄色は自分でも驚くほどに冷静に対応できた。
「かわせ小童!」
「言われなくても!」
横に転がり、膝を立てて跳ね起きる。
転がる黄色のすぐ脇を蛇体が通り、一も二も無く黄色は距離を取った。
打ち込むチャンス。脳裏を過ぎったその戯言を振り払い、再び蛇竜と対峙する。
見ればワームは素早くとぐろを巻き、下を覗かせながら鎌首をもたげていた。
……動き続ける蛇体を、鱗も骨もと切り裂くことは不可能だ。
仮にできたとして、致命打にならなければ意味がない。刃が食い込んだまま引き摺られ、そのまま死ぬのがオチだろう。
だから焦らない。
勝機はある。
幸い、ワームの動きは存外のろい。
大熊を腹の中に入れて、動きが鈍っているのだろう。
やはり今しかない。今日この日を除き、ワームを倒せる日など無いのだ。
考え、動き、どうにかしろ。
勝つと決めた以上は、勝たねばならぬ。
「手はあるのか!?」
「今考えてる!」
「先に考えておけこのたわけ!」
「俺もそう思う!」
村正と軽口を叩く間に、ワームが長い尾を振りかぶった
横薙ぎ。血の気が引く。
「それはヤバイ……っ!」
風切り音。
咄嗟にしゃがめば、頭上を何かが通り過ぎた。
何か? 尾だ。ワームの尾。
鞭の如くしなったそれが、樹をなぎ倒しながら振るわれている。
たかだか尾だと侮るなかれ。先端ですら丸太のように太いそれは、人を殺すには十分すぎる武器となる。
続く二撃目。今度は縦。
横に跳んでかわしたが、尾が大地を強かに打った衝撃で土くれが四散して黄色にぶつかった。
致死には遠い。
それでも、僅かに苦悶の声が上がる。
鋭い痛み。
石が頬を切ったか。
一筋の紅が頬を伝う。
「たわけ来るぞ小童ッ!」
それでも村正の叱咤に反応し、反対側に跳ぶ。直後に蛇体が脇を通った。
背筋が凍る。今のは死んだ。
だからどうした。勝たねばならぬ。
咄嗟に跳んだせいか僅かによろめき、背に軽い衝撃。
背?
そうだ、横に跳んで、逆に跳んだ。ならば今ここにあるのは。
「――――――――ッ!」
ワームの尾。
動く。わかる。巻いている。とぐろ。絞め殺される。
冗談ではない。尾に手をつき、地面を蹴って跳躍した。着地先はワームの背。かま首もたげたワームの頭が、大口を開けて黄色を見ている。
咆哮。マズい。このまま喰われる。
体を震わす大咆哮に、黄色は叫び返した。
「さぁせるかァッ!」
ワームの背を蹴る。前へ。前へ!
かま首をもたげたワームの頭のその下の、丁度喉の辺りへ飛び込んだ。
如何に関節自在の蛇体と言えど、喉に頭は届かない。
集中―――――――――――――――――――― 一閃。袈裟。
すれ違うようにワームの首を通り過ぎ、地面へ着地。僅かに足を滑らせながら、素早く背後へ振り返る。
「浅い……!」
手応えでわかった。
振り返れば、そこには墳血撒いて苦しむ蛇竜。
ダメージは与えている。ワームの首に刃を入れ、肉を裂いた。鋭い悲鳴が鼓膜を苛む。
だが、浅い。
黄色の渾身は肉を少し裂いただけで、致命傷には遠く及ばない。
派手に血を噴いてはいるが、それは単純にワームの体が大きく、流れる血の量が多いだけだ。
ワームの絶叫にビリビリと大気が震え、その瞬間には黄色は前へと踏み込んでいる。
浅かったなら、より深く。
一撃で仕留めきれなかったのならば、二撃三撃と繰り返す他に手はあるまい。
踏み込み、
「いかん!」
無造作に振るわれた尾が、黄色の胸を強かに打つ。
詰まる息。
一拍遅れて、さながら砲弾のように黄色の体が吹き飛んだ。
地面を一度跳ね、勢いよく転がっていく。
受け身。不完全。樹に背をぶつけた。
「ってぇ……ッ」
呻く。激痛が全身に迸る。ひとつむせれば、血の混じった唾液が出た。吐き捨てる。
「たわけ! 手負いの獣こそ用心せい!」
「押忍……!」
樹に手をつきながら、ゆっくりと身を起こす。
激痛。よろめく。それでもどうにか。
アバラの何本かがイカれたか。アバラを折ったことが無いのでわからない。
ただ、動けば胸に激痛が走った。息を吸えば、さらに走った。
脂汗が滲み、またむせる。血の混じった唾液を吐き捨てる。
……まだ体は動く。
十分だ。死んではいない。激痛は――――我慢する。できる限りは。
あれだけの質量の攻撃をモロに喰らったのだ。奇跡的な軽傷と言って差し支えないだろう。村正の一言で、僅かでも咄嗟の回避体勢が取れたか。未熟を痛感する。それでも立たねばならぬ。
「っ、小童……」
「……は、なんだよ村正。まだ死んでねぇって。まだ動ける」
「それはまだじゃろうが、たわけ! お主、これ以上は……!」
「や、はは……やっぱ結構シンドいな、ワーム退治。強いわあいつ」
思わず笑いすら零れた。膝も笑っている。
拳で膝を叩き、強引に黙らせた。顔は? そのまま。それでいい。
顔を上げれば、ワームも苦痛を乗り越えたようだった。
ぶるぶると身を震わせながら、油断なく黄色の様子を見ている。
距離は20mほどか。随分吹き飛ばされたものだ。
格下の獲物と侮った相手に傷付けられ、黄色を十分な警戒対象へと認識を改めたらしい。
少し、厄介な話だ。
だがありがたくもある。今この瞬間攻め込まれない限りは。
こちらとしては、少しでも休息が欲しい。
死ぬまでの? 否。勝つための休息。
苦痛を堪えて呼吸を整えながら、静かに構えを取る。
「……聞け、小童」
「……手短に頼んでもいい?」
「たわけ。……後にして、先を取るべし。相手をよく見よ。何度も同じことを言わせるでないわ、このたわけめ。馬鹿弟子め」
「――――うん、そうだった。そうだったな、師匠」
そう――――そうだ。
狼との戦いの時も、同じことを言われたはずだ。
自分の刃がワームにも通じると見て、なにを驕り焦っていたのか。
迂闊に踏み込み、報いを受けた。
今のはそういう話だ。先の後。後にして先を取るべし。
思い出せ。否。思い出すな。
全てはこの一ヶ月、昼も夜も体に叩き込まれた。
するべきことは体が覚えている。思考は焦りを生む。
「剣閃、無念より生ずるべし――――だよな?」
「……うむ。ぬかるなよ。次は無いぞ」
村正の声は少し、震えていただろうか。
気丈に振る舞っている。黄色を心配している。担い手の死を恐れている。
その全てを認識したまま、もう一度黄色は深く息を吸い、吐いた。
意識はフラットに。
責任感から来る
決意はあっていい。
覚悟もあっていい。
だが、背負い込むな。重荷を背負えば刃は鈍る。
心に身を任せてはならない。心に御者を乗せ、手綱にて操るべし。
まだ、黄色には難しいことだ。
戦いは怖くて、死ぬのは怖くて、震えるぐらいで、必死に自分を鼓舞して仮面を被る。
――――――――――――だからこそ、恐怖に囚われるな。
振るう術理は天下無双。
しからば何を恐れよう。恐怖も焦燥も、仮面の下に押し込めろ。
天下無双の剣客ならば、無念無想に通じて見せろ。
術理においては未だ熟さず。
ならせめて、自分ぐらいは騙さねば。
なんでもないと嘯いて、心ぐらいは律さねば。
途端、視界が開けた。
己。敵。世界はそれだけでできてはいない。
それがわかった。
それがわかったから、もう恐れは顔を出さなかった。
「やれるか、小童」
「なんとか。……ありがとな」
「ふん……勝ってから言え」
それもそうだ。
だから、それ以上の言葉は飲みこんだ。
ワームが着実に距離を詰めて来ている。
それでいい。ジリジリと、村正を正眼に構えたまま横に軸をずらしていく。
尾は振るわれないと思った。
黄色は森の奥まで吹き飛ばされていて、周辺には木々が多い。尾を振り回すには手狭に過ぎる。
来るか。
睨み合う。
来るか。
軸をずらす。
来るか。
ワームも同じく。
来るか。
太極の如く。
来るか――――――――――――来る。
「――――――――――――――――――――ッ!!!」
濁流めいて大地を滑るワームの巨体。
大口開けて、今度こそ黄色を飲みこまんと素早く迫る。
それを、待つ。
焦るな。恐れるな。
引き付ける。
引き付ける。
引き付ける。今。
「ッ!」
身をよじり、反転。
すんでのところで大口が脇を通り、波濤の如く蛇体が流れていく。
それを見送る。構えは継続。
すぐさまワームも身を翻し、反転。
黄色が疲れ果てるまで続けるつもりか、器用に木々をかわしながら弧を描く軌道で再び突撃を繰り返す。
正しい選択だろう。根本的に、巨大なワームの方が体力には分がある。根競べならば先に音を上げるのは黄色のはずだ。
だが、これでいい。
森の中では尾は振るえないし、樹を背にしていない黄色であれば突進による捕食で仕留めるのが最善。ワームの知能がどれほどかはわからないが、そのように考えるはずだ。実際、そうなった。だからこれでいい。
来る。再び。
また待つ。引き付ける。
引き付ける。
引き付ける。
――――――――踏み込む。
一歩。すれ違うように。
間合いは、速度は、既に見切っている。
村正の刀身が吸い込まれるようにワームの口の間を通り――――――――顎の開閉部に、深く食い込んだ。
「あああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁらぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!」
……蛇は己よりも大きな獲物を喰らうために、顎の関節が外れるようにできているのだそうな。己で顎の関節を外し、口をより大きく広げられるように。
ワームの生態が蛇に近いのは既に知っていた。熊を丸呑みにしていたから。
――――ならば、顎の仕組みも恐らくは同じ。
関節部。それも外れやすいように出来ている場所。即ち弱点だ。刃が通りやすい場所。
それでも、村正を持つ手に凄まじい重圧がのしかかる。
当然だ。すれ違いざまに斬りつけている。腕にかかる負担は尋常のものではない。
だが、必死に歯を食いしばりながらも手は離さなかった。
師を、友を、離すわけにはいかなかった。
切れ味鋭い名刀は肉を裂き、軟骨を裂き、鮮血を撒き散らし―――――通り過ぎる。
振り抜かれた刃。斬撃は顎の開閉部をゆうに通り越し、先に斬りつけた喉の傷口にまで届かんとしていた。
絶叫。ワームのもの。
耳をつんざくそれに顔を
仕留めては、いない。まだ。
視界に入る怪物。手負い。真紅の亀裂からだくだくと血を垂れ流し、右顎がだらしなく垂れ下がっている。当然だ。開閉部の筋肉を断ったのだから、もう顎の右側は閉まらない。
ワームの瞳は怒りに打ち震え、まくれ上がった右顎が地面を擦ることも構わず再びの突撃を繰り返した。
馬鹿の一つ覚えのように、とは言えなかった。
黄色は胸の中で叫んだ。必死に。
動け。
動け動け動け。
……言ってみれば当然の話。
腕で、脚で、全身で、ワームの超重量を受け止めた。
咄嗟に振り向けただけで上等だ。それ以上は動かない。
腕は痺れて動かない。
脚は根を張ったように動かない。
少なくとも、数瞬の間は動くまい。その数瞬は、致死の間としては十分すぎた。
怒れるワームの
左半分でも、黄色を飲みこむには十分だろう。
死。ここまで来て? 動け。動かない。何か手は。
「――――代わるぞ、小童」
――――――――――――そして、瞳が銀に輝いた。
腕が動く。脚が動く。黄色の意思には関わらず。
壮絶な激痛が迸り、しかし悲鳴も出なかった。
それでいい。この瞬間は。
悲鳴の代わりに調息を。
苦痛の代わりに栄光を。
半身になり、顔の横で手首を交差させ、切っ先を前に。霞。
迫るワーム。迫る死。迫る奈落。
しかし黄色に恐怖は無かった。
だって、恐れる必要が無い。
この妖刀が己を操っている限り――――ほんの一太刀の間だけ、この身はまさしく天下無双。
迫る。
踏み込む。
交差。
それでおしまい。
手応えは、呆気なく思えるほどに無かった。
だからこそ黄色は感嘆する。それほどまでに鮮やかな太刀筋。あまりに大きな実力差。
一拍遅れて、鮮血。ワームから。
今度は左側の
もはや絶叫すら声になっていない。
――――すれ違いざま、顎の開閉部に一太刀。
ただそれだけの動きで、剣術の高みに遥か遠いことを思い知らされる。
残心。
残心?
いいや、いいや、いいや!
まだだ。まだ終わっていない。今少し!
「……しぶとい……! 小童、どうじゃ!」
『どうにか! つーかむしろ今しかねぇ!』
「じゃろうな! ぬかるなよ!」
『わかってる!』
ワームは苦しんでいた。
のたうちまわり、鮮血を撒き散らし、大口を元の二倍ほどの大きさまで広げながら、苦しみ悶えていた。
哀れとは思わなかった。思えなかった。
決意だけがあった。あと一手。勝つ。必ずだ。
「ぐ、ぅぁ……ッ!!」
黄色の瞳から、銀の輝きが失せた。
同時に、全身を引き裂かれたかのような激痛が黄色を襲う。
村正の肉体支配のフィードバック。
あの場はあれしかなかった。村正に代わらなければ死んでいた。それでも、酷使した肉体にはいささか堪えた。
膝をつかずに済んだのは、修行の成果か覚悟の表れか。
歯を食いしばり、鉛のように重い村正の柄を握り直す。
あと一手。動け体。笑って見せろ。カーテンコールのその時までは。
「来い、ワーム……!」
幾度目かの対峙。
ワームはかま首をもたげた。だらりと垂れた下顎がベロのようだった。
呆れた生命力だ。これでまだ死んでいないのだから。
黄色の構えは下段。いいや、刀が持ち上がらないだけ。
……お互い様か。思わず口角が持ち上がった。
「なぁ、村正」
「……なんじゃ」
「あれ、なんて言うんだ。こないだ見せてもらった、あの……――――」
――――返答と、ワームが動くのは同時だった。
ワームの上顎が降ってくる。
怪物が選んだ最後の攻め手は、上顎による押し潰し。
なるほど、単純に有効だ。直撃すれば、まぁぺしゃんこだろう。
かわそうとしてよろめいた。
踏ん張る。
刀が持ち上がらない。
わかっている。
わかっていた。
だから、黄色は右手を伸ばす。
――――その手には、狼の毛皮の切れっ端。
――――握る。村正の刀身の、その中腹。
――――毛皮を当て布に、打刀を短く握る。これでようやく、持ちあがる。
「天狗夜天流、秘剣――――――――――――」
黄色は知らない。
天狗夜天流の技を、ほとんど知らない。
だがただひとつ、知っている技があった。
その身で受けた、慮外の秘剣。
迫る上顎。
踏み込む。横に。
担ぎ上げるように、刃を持ち上げた。
万力を振り絞る。
一瞬に全てを賭けろ。残る力の全て。
燕が低きを飛び、自在に跳ね上がるように―――― 一閃。
「――――――――――――――――――――――――――――“
鮮血。
踏み込みは回避を兼ねた。
持ち上げる刃は攻撃を兼ねた。
あまりに不格好で不細工な、再現と呼ぶに相応しくない一撃。
それでもその一撃は、ワームの上顎をかわして瞳を斬り裂いた。
間髪入れず、黄色が跳ぶ。
どこへ?
ワームの頭の上へ。
これで精いっぱい。
もう、体のどこにも力は無い。
刃を突き立てる事すら、今の黄色にはもうできない。
ああ――――今の黄色には。
「ワリ、最後……頼む」
「――――うむ。任せよ」
黄色の瞳が、銀に輝いた。
動く。
激痛。苦痛。
全て無視して、
ワームが反応しようとした。動かなかった。
限界はお互い様で、ただひと振りだけ、動ける者がこの場にいた。
最後の一撃だけならば、黄色の負担も抑えられる。
だから
悲鳴は無く、勝鬨も無かった。
黄色の瞳の輝きは収まった。
ワームの瞳はもう、輝くことはなかった。
村正の柄から手が離れる。
もう、体のどこも動かない。
崩れるようにワームの頭上から転げ落ち、しっかと抱き留められた。
銀髪の童女。穏やかな笑み。
「へ、へへ……もー動けねぇ……指一本動かねぇ……」
「……まったく、無謀にもほどがあるわい。たわけ。ばか者。うつけ。大たわけ」
「反省してまーす……」
「ふん。………………まぁ、なんじゃ」
村正に体重を預けたまま、黄色の意識が暗闇に落ちていく。
限界だ。もう、意識を保てない。
抱き留められているから、村正の顔も見えない。
小さな肩に顎を乗せ、ゆっくりとまぶたを閉じる。
「……ようやったの、黄色」
なんだかよくわからないまま、少しだけ笑い――――――――里見黄色は、眠りについた。
――――『孝』と『忠』の章、閉幕。次章へ続く。
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