第20話 素晴らしき人生を

 そろそろ、私自身が多忙になって来たため、勝手ながら今回で最終回とさせて頂きます。

 拙い文章にも関わらず、今までご覧いただいた皆様には、感謝を申し上げます。


 私が、この様なノンフィクション作品を書いたのには理由があります。

 今回は、それからお話したいと思います。


 私がうつ病と戦い、悶々とした日々を過ごしていた時期に、ブログを書いていた事が有ります。

 本作は、ブログに掲載した記事を再編集し、カクヨムで投稿致しましたものです。

 勿論、新たに書き下ろした話もあります。


 なぜ、再校を考えたのか。

 それは、過去に私が綴ったブログの内容が、就労移行支援事業所の講義で題材とされる内容に近しい物だと知ったからです。

 いわゆる障害を持った方々が、就労に向けた場で知識を身に着ける必要な知識は、障害をもった方々だけに必要だとは思いません。

 一般の方々でも、必要な知識は多いと感じます。

 それ故、私は改めて文章を書きなおし、一般の方々にも目に留まる機会を作りたいと考えました。


 全ての話が、一般の方に向けたものにはなっておりません。

 障害に苦しむ方々に向けた内容もあります。

 ただ、一般の方々は本当の意味で障害者の悩みが理解出来ないと思います。

 それは逆も然り。

 互いに理解しあう事が、一般の方と障害で苦しむ方が、より良い関係を作っていくと考えるのです。

 それには、知ろうとする事が重要です。

 

 人は互いに理解し合えると思います。

 寧ろ、知らないからこそ怖く感じるのです。

 争いは、利益の衝突から始まるだけではありません。

 恐怖から始まるものもあるでしょう。

 その恐怖は、知る事で緩和する事があるでしょう。

 だからこそ、知って下さい。

 そして、備えて下さい。

 

 社会生活を送る中で皆様は、様々なストレスに晒されております。

 頑張って、必死に戦って、それで体を壊す。

 なんと勿体ない事でしょう。

 

 知識を得て、備える事で、余計なトラブルを未然に防ぐことが出来るかも知れません。

 あなたは、まだこれから輝くのです。

 あなたの人生は、素晴らしいものになる可能性を多分に含んでいるんです。

 

 私は二度の発症を経ても、未だに戦ってます。

 諦めなければ、必ず未来は開けます。

 私はそう信じています。


 人生に不安は付き物です。

 だからこそ、備えて下さい。

 より良き人生の為に。

 あなたの素晴らしき人生を。 

 

 この作品は一旦、これにて終了させて頂きます。

 もし、別の機会でお会いする事がありましたら、その際はまた可愛がって頂けると嬉しいです。

 皆様、短い間でしたがお付き合い頂き、誠にありがとうございます。  

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ストレス時代の世の中に 東郷 珠 @tama69

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