概要
少女たちは、繋がっている
2042年。
瞳に装着されたレンズを通してネットに接続されている世界。
人々の暮らしは大きく変わり、世界中、月や火星まで家にいながら旅行できるようになった世界。
それでも、かろうじてリアルに学校制度が残っている世界。
これはそこで暮らす彼女たちの物語。
(42文字×17行で300Pほど)
「ヴァーチャル・プライベート・ネットワーク・ガールズ」として挿絵付きでkindleにもあります。
瞳に装着されたレンズを通してネットに接続されている世界。
人々の暮らしは大きく変わり、世界中、月や火星まで家にいながら旅行できるようになった世界。
それでも、かろうじてリアルに学校制度が残っている世界。
これはそこで暮らす彼女たちの物語。
(42文字×17行で300Pほど)
「ヴァーチャル・プライベート・ネットワーク・ガールズ」として挿絵付きでkindleにもあります。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!仮想と仮葬と
多くのものが仮想化する時代では、死すら仮想化するだろうか?
などということを考えさせられる作品でした。
【良かった点】
・近未来の設定。
現在、ネットの普及を背景に広がりつつある「広いパーソナル」。
本作では、それをさらに発展させた世界感を描いている。
将来こんな世界がくるのかな、と思わせるものだった。
・近未来を生きる少女たちの葛藤。
上記の「広いパーソナル」の世界に生まれ、暮らす少女たち。
他人とのつながりを仮想化し、充足する世界で、若い彼女たちは苦悩し葛藤してる。
その線がよく描けていた。
【期待する点】
・おそらく作者は森博嗣のファンだと思う(私もファンなのでわか…続きを読む - ★★★ Excellent!!!まっすぐな疾走感あふれるSFファンタジー。ゲーム好き必読!
キャラクターは基本的に女の子オンリーですが、もたつきがなく、少年漫画のようなまっすぐさ、爽やかさ、テンポの良さで一気に読ませてくれます。
女性キャラがメインというと、可愛らしさとか仕草とかで魅せる「萌え」的な描き方が一番に思い浮かびますが、この作品はそうではありません。キャラクターたちがポンポンと配置されたかと思うと、その配置が一気に線で結ばれて、後半のストーリーに一直線に収束していきます。
キャラクターが容姿とセリフでシンプルに描かれて、あとは一気呵成に物語が進んでいく。こうしたシンプルで無駄のない造りは、個人的に、ひと昔前のRPGを思い起こさせてくれます。ストーリー内のある要素が、女…続きを読む