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エピソードごとの累計PV数

カラオケは楽しきものを惜しむらくはわが歌声を聴くひとのなき
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喰ふことは大切なれど寝ることもそれに劣らず大事なるべし
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世のなかに野球の栄ゆるものならば左利きなる人かも増えむ
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誇りをと探してみれば部屋のすみに幾年月の埃かぶれり
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ぬばたまの夢を追ひかけ東京に来しその人のその後知らずも
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なまじつか知識があれば漢字仮名表記のやみに惑ひけるかも
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楽しみはひとのことばの通ぜざる猫といささか通じ合ふとき
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なかなかに鳥にならずは沖合に浮かぶらつこにならましものを
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【約1,500文字 旋頭歌】月草に荻きつね花桂の花と秋桜鬼の醜草また菊の花
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世のなかに物憂きことは朝々にわが顔見ねばならぬなりけり
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コーヒーをひとくち飲めば梓弓はるけき国し思ほゆるかも
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一年でもつとも暑き時なれば洗濯物の湿る間もなし
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春はかすみ夏はさごろも秋はかぜ冬はしぐれに時ぞしらるる
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うかうかと嫌なることを思はずは時をわすれて仕事してしか
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機械にて我があらませば好きなだけ頭のなかを見せましものを
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ひとの世にうつくしきものは私をつゆも思はぬ心なりけり
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公園のコンクリートの階段に猫すはりたる秋の夕暮
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言葉をしてなみする者は言葉ゆゑに滅ぶさだめに誰もありとぞ
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何事も自分自身の問題と思ふひとをぞ神も嘉せむ
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ねがはくは世の悪風を払はむと立ちあがりけるひとと呼ばれむ
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いかばかり笑はれむとも法令に訴えられぬことの苦しさ
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寝不足がボデイーブローのやうにわが意識をけづる昼さがりかも
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陶器へと口づけしつつ適温のコーヒー啜ることのよろしさ
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世のひとと言葉をかはす折々に知れわたりたるわが退屈さ
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酔ふために飲むといへども先の夜に飲みし新酒の味忘らえず
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気の抜けたサツカーボールをながめては若かりし日を思ひ出づるかも
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ぺちやくちやとお喋りしつつ喰ふめしがなによりの馳走だつたりぞする
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あたたかき牛乳をもてはらわたを煖むる日は冬もしぞなき
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ともすればPVをみて一喜また一憂したる物書きのさが
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嫌なやつで世に通りたる我なればどこへゆくにもひとりなりけり
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うつせみのひとは死につつわが子へと何かを託すものにてあるらし
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いにしへの人とよしみを結ばむとへたなるうたや句をよむわれは
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機械ほど精巧ならぬ身のゆゑにかねにもならぬことをするかも
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うつくしき生き物にこそなりたけれ毛並つくろふねこまかなしも
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それがしは疫病神か何ぞかとまはりを見ては思はるるかも
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ふるさとを逃げだすやうにたちさりていくたびめかの花は咲きつつ
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孤独なる道をあゆめとかみさまは我にいふらしさびしきものを
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瞬く間にときは過ぐらし朝なさなわが乗り継げる列車のごとく
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かりそめにあす死なむともつねのごと暮らせる人はかしこくあるらし
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天にます神は我らに大いなる苦痛をあたへ楽しめるらし
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たのしみはむづかしげなる書きものを思ひのほかに読み得たるとき
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かなしくてかなはぬものを何ゆゑにそのうた声をわれは聴くらむ
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春の日をさびしかれとやひろき世に自慢のひとりむすめ旅立つ
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世のなかに居場所ぞなきともぐりこむ電子のうみも浮世なりけり
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金欲しと口にしてみておのづから恥づかしくなる春のゆふぐれ
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千万の音が束なしその牙を我にむくとも足掻きやまめや
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わが国の伝統的の詩歌へとサブカルチヤーの息吹き込まな
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晴るる日にやまのうへより見わたせばわがすみし世はちひさかりけり
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感動をわかつ相手のなきときぞひとりなる身はさびしかりける
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プラトンもアリストテレスすらだにもソクラテスには如かずけらずや
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