ねがはくは世の悪風を払はむと立ちあがりけるひとと呼ばれむ

【読み】

 ねがはくはよのあくふうをはらはむとたちあがりけるひととよばれむ


【大意】

 願わくば、世にはびこる悪風を払わんと立ち上がったひとと(後世に)呼ばれんことを。


【附記】

 短歌も俳句も最盛期は300年前を下るまい。


【例歌】

 願はくは花の下にて春死なむその如月きさらぎ望月もちづきのころ 西行


【例句】

 旅人と我名よばれん初しぐれ 芭蕉

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