楽しみはひとのことばの通ぜざる猫といささか通じ合ふとき

【読み】

 たのしみはひとのことばのつうぜざるねこといささかつうじあふとき


【大意】

 楽しみは、人のことばが通じない猫と何かがすこし通じ合う(そう感じる)時である。


【附記】

 例の、橘暁覧たちばなあけみ(1812-1868)の独楽吟にならった。この形式は大喜利が好きらしい現代人(の一部)に広く受け入れらる素質がありそうに見える。

 犬より警戒心の強いらしい猫に対する時はこの身の試される思いがする。

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