春の日をさびしかれとやひろき世に自慢のひとりむすめ旅立つ
【読み】
はるのひをさびしかれとやひろきよにじまんのひとりむすめたびだつ
【語釈】
とや――①伝聞、あるいは不確かな断定を表す。……とかいうことだ。②相手に問いかけ、または問い返す意を表す。……というのか。[参考:デジタル大辞泉]
【大意】
春の日をさびしくあれと言うのか。ひろい世界に自慢のひとりむすめが旅立つことである。
【附記】
某TVアニメを観てよんだ。春の日としたのはうろおぼえである。その作品を知らない人のこころにも訴えうるか否かがこのような歌の成否をうらなう材料になるのだと思う。
【例歌】
吾こそは憎くもあらめわがやどの花たちばなを見には
難波潟みじかきあしのふしの間も逢はでこの世を過ぐしてよとや 伊勢
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