概要
うっきっきー! サルとアルパカとタヌキで次元をこえた大冒険だぜ!
おいらサルのウキ助。尻尾で魚を釣るのが得意だぜ。火を起こして焼き魚にすることだってできるんだ。“ぐれーたーでーもん”の影響でね。
そんなおいらが暮らすサル山に、ペリペリって名前のアルパカがやってきた。でも群れからはぐれた迷子みたいだ。どうしてサル山にいるのかわからないし、自分の群れへの帰り方もわからないっていう。しかもサル山のボスは、見ず知らずのアルパカが縄張りに長居することを認めなかった。山に住む他の動物を刺激して、サルの群れが危険に晒されるからだ。
ペリペリは、見ず知らずの土地で、どこにあるかわからない自分の群れを探さなきゃいけなくなった。とぼとぼ歩く後ろ姿は不安でいっぱいだ。しかも泣き虫らしく、ぽろぽろ泣いていた。うーん……かわいそうだよなぁ……。
よーし、おいらペリペリが群れに
そんなおいらが暮らすサル山に、ペリペリって名前のアルパカがやってきた。でも群れからはぐれた迷子みたいだ。どうしてサル山にいるのかわからないし、自分の群れへの帰り方もわからないっていう。しかもサル山のボスは、見ず知らずのアルパカが縄張りに長居することを認めなかった。山に住む他の動物を刺激して、サルの群れが危険に晒されるからだ。
ペリペリは、見ず知らずの土地で、どこにあるかわからない自分の群れを探さなきゃいけなくなった。とぼとぼ歩く後ろ姿は不安でいっぱいだ。しかも泣き虫らしく、ぽろぽろ泣いていた。うーん……かわいそうだよなぁ……。
よーし、おいらペリペリが群れに
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!おとぎ話とライトノベルのいいとこ取り!
おとぎ話に出てくるようなかわいい動物キャラが主人公となって、ライトノベル的な世界観を冒険する、いいとこ取り作品。
動物ということで、できることが限られる中で懸命に解決策を模索していく様子に、思わずエールを送らずにはいられなくなります。
文体や台詞も児童文学よりに調整されていて、作者の狙いがはっきりしているところも好感が持てます。
プロットもよく練られています。読者は主人公たちの苦難の連続をハラハラドキドキしながら一緒に冒険しつつ、底流としてテーマとなっている食物連鎖と、それに抗う生き物たちのひきこもごもを感じ取ることでしょう。
最後は感動と共に、ちょっと神秘に触れたような気持ちになりました。…続きを読む - ★★★ Excellent!!!アニマルワールドでの冒険譚に胸がわくわくすること間違いなしっ。
ほかの方が書いていましたが、童話的な要素も加味された現代ファンタジーとなっています。
注目すべきは、やはり主人公が「サル」であるということでしょう。
さて、そのサルの主人公ウキ助ですが、ちょっと気弱そうなアルパカ君と出会います。そして二人(二匹?)は冒険の旅に出るのですが、この冒険の最中、多くの出会いがあります。
タヌキのタヌ吉。ボスのアルパカ。大きなクマさん。グレーターデーモン。魔女のおばば――etc。
そしてそして、まさかの魔界までも登場する展開に驚きつつ、物語はあっという間にクライマックスへ。さあ、ラスボスであるニーズベッグを倒すことができるのだろうか――!?
皆さまも、個性…続きを読む