概要
物語を愛するすべての人に。ライトでポップな源氏物語を!
平安中期に書かれた小説、『源氏物語』。
その源氏物語をライトノベル風に読みやすく、わかりやすいことを重視して描きなおしたのがこの作品です。
この作品で源氏物語に興味を持った方は是非現代語訳や原文に挑戦してみてください。
きっと素晴らしい世界があなたを待っています。
※単純な現代語訳ではありません。実際の源氏物語の描写とは異なった場面も存在します。そこのところを注意した上でお読みください。
その源氏物語をライトノベル風に読みやすく、わかりやすいことを重視して描きなおしたのがこの作品です。
この作品で源氏物語に興味を持った方は是非現代語訳や原文に挑戦してみてください。
きっと素晴らしい世界があなたを待っています。
※単純な現代語訳ではありません。実際の源氏物語の描写とは異なった場面も存在します。そこのところを注意した上でお読みください。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!主人公のトンデモ行動を先入観なく楽しめるのは、ラノベ版だからこそ!
他聞に漏れず、当方が最初に源氏物語に触れたのは高校教科書。なにかにつけメソメソするのが気持ち悪くて、生理的に無理だった。同時代なら、敵も味方も認め合う、いかにもクラシックでおおらかな合戦シーンが気に入った平家物語のほうに惹かれた。
そんなわけで源氏のほうは薄い知識として持ったに留まったが、今回これ読めて良かった。
権力を傘に無理やり関係を持ったり(現代なら犯罪)、幼女を誘拐幽閉して自分の女としたり(現代なら極悪)、なんなのこの主人公w ピカレスクロマンでもなんでもなく、純粋に「いい男」として造形されているのが気持ち悪い。
当時の読者(貴族)がこの主人公に感情移入してたってことは、多かれ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!光源氏の暴走を見つめて――初めて知る「え? それでいいの?」源氏物語
タイトルそのまま、読みやすくわかりやすい文体で書かれた源氏物語です。
内容はおそらく原作どおりなのだと思います。でも、大和和紀先生の『あさきゆめみし』で源氏物語を読んだ気になっていた私としては驚きの展開の連続です。そういう話だったのか……漫画で美しく脚色されているよりも生々しく感じる!
でもこの光源氏ならこういう行動になるのもわかる……。なるほどこれが源氏物語。
若紫編十四話目まで拝読した現在、最近の紫の上に対する彼はだいぶ気持ちが悪いですが(笑) その様子も目に浮かぶようで本当に面白いです。空蝉の時はだいぶちゃらかったのにな。
紫式部先輩はすごいなあ。千年前からこんなぶっとんだ話…続きを読む