ライトノベル風『源氏物語』

作者 前田薫

110

41人が評価しました

★で称える

レビューを書く

ユーザー登録(無料)をして作者を応援しよう! 登録済の方はログインしてください。

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

★★★ Excellent!!!

――

他聞に漏れず、当方が最初に源氏物語に触れたのは高校教科書。なにかにつけメソメソするのが気持ち悪くて、生理的に無理だった。同時代なら、敵も味方も認め合う、いかにもクラシックでおおらかな合戦シーンが気に入った平家物語のほうに惹かれた。

そんなわけで源氏のほうは薄い知識として持ったに留まったが、今回これ読めて良かった。

権力を傘に無理やり関係を持ったり(現代なら犯罪)、幼女を誘拐幽閉して自分の女としたり(現代なら極悪)、なんなのこの主人公w ピカレスクロマンでもなんでもなく、純粋に「いい男」として造形されているのが気持ち悪い。

当時の読者(貴族)がこの主人公に感情移入してたってことは、多かれ少なかれ同様のことをしたりされたりしてたんだろう。

それでも凄いと思うのは、細部の繊細な心理描写。神話や説話でなく、さすが「世界初の小説」なだけある。それと和歌の才能。

そうした部分を知れたのは、ライトノベル版だからこそ。「有名な古典だから」とか先入観なく触れることで真実が見えるというか。大変な作業だと思うけれど、ぜひ頑張って続けてもらいたいなあと。

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

★★★ Excellent!!!

――

ノルウェー・ブック・クラブにより2002年世界54カ国の著名作家100人の投票で選ばれた【The 100 Best Books of All Time】に、『カラマーゾフの兄弟』や『1984』等と並び選出された、日本文学に冠たる『源氏物語』がこんなに読みやすく目前に供されている。
これは物書きたるもの、読まずにはいられませんね。
そしてこの源氏が恋愛をテーマにしていること、ジャポニスム時代に春画が世界にウケたこと、日本が最近「萌え」という領域で世界にウケていること、こういったところに日本の文化的な核みたいなものや、ある種の一貫性を感じるところは、大いにあるでしょう。

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

★★★ Excellent!!!

――

 タイトルそのまま、読みやすくわかりやすい文体で書かれた源氏物語です。
 内容はおそらく原作どおりなのだと思います。でも、大和和紀先生の『あさきゆめみし』で源氏物語を読んだ気になっていた私としては驚きの展開の連続です。そういう話だったのか……漫画で美しく脚色されているよりも生々しく感じる!
 でもこの光源氏ならこういう行動になるのもわかる……。なるほどこれが源氏物語。
 若紫編十四話目まで拝読した現在、最近の紫の上に対する彼はだいぶ気持ちが悪いですが(笑) その様子も目に浮かぶようで本当に面白いです。空蝉の時はだいぶちゃらかったのにな。
 紫式部先輩はすごいなあ。千年前からこんなぶっとんだ話を書いていたのか……。
 この題材でお書きになられたこちらの作者様に感謝します。

 わがままを言うと、和歌の意訳が本文中にあると本当にとても嬉しいです……。

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

★★★ Excellent!!!

――

とてもわかりやすい源氏物語です。
丁寧で優しい現代訳です。

BOOK☆WALKER BWインディーズコンテスト参加作品です。

誰だってその、タイトルくらいは聞いたことがあるはず。
でも内容はあまりよく知らない、というか古文の授業はウザかった。
なんて方にオススメの本作。

家柄もよく頭もよく歌や絵も得意の超絶ハイスペックイケメンの光源氏は理想のオトコなのか、はたまたオンナの天敵なのか。
多彩な女子キャラの中でも好きなタイプは誰なのか。
そんなことを考えながらの千年前のラブストーリー、楽しんでみませんか?

さんがに★で称えました

★★★ Excellent!!!

――

改めてしっかり読んだことのなかった源氏物語。
主人公の光源氏がたくさん遊んだ! というぐらいの理解度でしたが、歌も忠実に散りばめられていて、どのようなお話だったのかがかなりわかりやすく書いてあります。
自分だともうちょい脚色しちゃいますが、この作品は簡潔に、それでいて雰囲気がよくわかる形で書いてあり面白いです。

まだしっかりと読んだことのない方におすすめです。

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

★★★ Excellent!!!

――

タイトルどおりの、源氏物語を、現代風に読みやすく書きなおした作品です。(当然、内容は原作どおり)

試みが面白いし、それがきちんと成功しています。ほとんどの日本人が、古文の授業とかで一度は触れる「源氏物語」。

日本最古の小説にして、1000年以上も読み継がれている、名作。スーパーロングセラー小説です。内容は、当然、面白い。これを機に、読んでみてはいかがでしょうか。

★★★ Excellent!!!

――

千年も昔に紫式部によって書かれたのが、平安王朝絵巻『源氏物語』です。

少女漫画の題材にもよく取り上げられるきらびやかな王朝の世界や、貴公子と姫君たちの恋に興味があって『源氏物語』を読んでみたい……。でも、何だか難しそう……。
そんなふうに尻込みをしてしまっている方もけっこういることでしょう。

そこで、ぜひおススメなのが、このライトノベル風『源氏物語』!

物語の名場面を丁寧かつスマートにまとめ、文章も非常に分かりやすいです。原書を上手く噛み砕きつつも、美しく儚い『源氏物語』の良さを損なっていません。

だから、ライトノベル風『源氏物語』をまず読んでこの物語の魅力を十分に知った後、原書の『源氏物語』に挑戦してみるといいでしょう。


あっ、ちなみに私はヒロインの中では紫の上が好きです。
光源氏はさぁ……大人しくメインヒロインの紫の上だけを幸せにしとけば良かったんだよぉぉぉぉぉぉっ!!(# ゚Д゚)

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

★★★ Excellent!!!

――

古典も現代語訳もなんか言葉難しいし一行目でもうマジムリ
という私のお仲間に朗報です。
この源氏物語、びっくりするぐらい簡単に読めますよ!

とにもかくにも完走に期待です
あとは、もし、もし、可能であれば、和歌にも意訳があると、
もっと楽しめるのではないかなぁと思います

★★★ Excellent!!!

――

谷崎潤一郎、与謝野晶子、瀬戸内寂聴、そして大和和紀と、数多くの創作者が繰り返し彩りを添えてきた「源氏物語」の世界。
2017年の今、それを最も現代的な感覚で紡ぎ直してみようという壮大な試みに挑むのが本作だ。
まだ始まったばかりだが、作者の述べる通り、原典に完全に忠実に訳すのではなく、オリジナルの説明やエピソードを多々織り交ぜてライトノベル的にわかりやすい翻案に仕上げようという創意工夫が随所に見て取れる。
誰もが知る千年の名作に、誰も見たことのない輝きを新たに添えてくれることを期待したい。

さんがに★で称えました