その他書籍
ロバート・カレン
『子供たちは森に消えた』
天候の話を聞いても腹が立つ殺人犯の気持ちがわかる
スティーヴン・キング
『グリーン・マイル』
残された長さを誰も知らぬまま歩く緑の冷たい廊下
シェル・シルヴァスタイン
『おおきな木』
わたくしのしあわせのためさあぼうやわたしをつかってしあわせにおなり
レフ・トルストイ
『アンナ・カレーニナ』
ジュニア版アンナ・カレーニナ読んでから線路は飛び込むところに見えた
ドナ・ジョー・ナポリ
『わたしの美しい娘‐ラプンツェル』
愛という名で
スーザン・フォワード
『毒になる親』
ライナスの毛布の如く持ち歩くスーザン・フォワード『毒になる親』
レイ・ブラッドベリ
『たんぽぽのお酒』
スニーカーが必要なのだ少年がこれから夏を始める儀式
たんぽぽのお酒はいらない わたしには思い出したい夏なんてない
『何かが道をやってくる』
十月の少年たちよ真夜中の回転木馬に近づくなかれ
エミリ・ブロンテ
『エミリ・ブロンテ全詩集』
墓のなか骸は土に
トリイ・ヘイデン
『シーラという子‐虐待されたある少女の物語』
『タイガーと呼ばれた子‐愛に飢えたある少女の物語』
親愛なるお母さん、と置き去りにされたシーラは手紙を綴る
H・P・ラヴクラフト
『異次元の色彩』
あの日々の記憶も不思議な色も死も全ては深い水へと沈む
『ダンウィッチの怪』
丘の上で父親の名を呼ぶだろう聖燭節に生まれた悪夢
『闇にささやくもの』
缶詰の脳が虚空を渡るでしょう
『インスマスの影』
見なければ良かった 黄色い月の下とび跳ね歩く
『狂気の山脈にて』
気の毒な彼らは人間だったのだ! 凍てつく山の狂える奈落
『セレファイス』
ガレー船にて船出せよ失いし幼い頃の夢の続きへ
『ポラリス』
眠れ眠れ星の廻りが終わるまで私は今も夢を見ている
『ウルタルの猫』
『べつの神々』
神々を目にせんがため崖の上 私は空へ落ちて行きます!
『銀の鍵』
懐かしい老爺の声が呼びに来る 鍵を手にして故郷へ帰る
『忌まれた家』
地下室の白い
『魔女屋敷で見た夢』
『未知なるカダスを夢に求めて』
夕映の都はいずこ夢のなか未知なる土地をどこまでも行く
尾崎翠
『第七官界彷徨』
雨漏りのバケツが哀を唄う夜きっと誰もが恋をしている
菊池秀行
『吸血鬼ハンター“D”』
我々はかりそめの客曙の光に灰と消え去るまでの
佐藤弓生
『薄い街』
たれもみな死の上に生をまとひをりうたかたの世に浮かぶパレード
『モーヴ色のあめふる』
ひとが死に忘れ去られたのちの世に月のことばで歌うみずうみ
澁澤龍彦
『高丘親王航海記』
しらたまよ天竺までも飛んでゆけ みーこ、みーこ、と舞い上がる鳥
高村光太郎
『あどけない話』
東京に智恵子は空がないと言う わたしは海が 西への海が
『レモン哀歌』
そんなにも檸檬を待っていた人の
太宰治
『右大臣実朝』
アカルサハ、ホロビノ姿デアルナラバ今宵、世界ハ滅亡シマス
『女生徒』
さようなら、ふたたびお目にかかりません。華麗のみにて空疎なあたし
『待つ』
いつだって私は待っているのです、いくら待っても来ない何かを。
『燈籠』
電球を変えてあかるいしあわせよ、私の家族は美しいのだ
『きりぎりす』
別れましょう、背骨の中のきりぎりす聞いて私は生きていきます
『葉桜と魔笛』
神さまは、きっといるのだ 葉桜の奥の幽かな軍艦マアチ
筑波昭
『津山三十人殺し―日本犯罪史上空前の惨劇』
三十人殺しの本をめくりつつマクドナルドはそぐわない場所
梨木香歩
『西の魔女が死んだ』
サボテンは水の中には咲きません君には君の生きやすい場所
『エンジェル エンジェル エンジェル』
神様がもし謝ってくれるならわたし 自分を赦せるのかな
『ピスタチオ』
雨が降り水が引いたら緑なすピスタチオの木になる物語
宮沢賢治
『オホーツク挽歌』
木片をHELLからLOVEに並べ替え十字架を立て、とし子を悼む
三好達治
『郷愁』
海という
山村暮鳥
『風景』
いちめんのなのはなばたけみにいこう おててつないでうたをうたって
湯本香樹実
『岸辺の旅』
死者であることもいつかは死ぬことも全て忘れてただよう岸辺
夢野久作
『瓶詰の地獄』
楽園は甘美な地獄 閉ざされてアダムとイヴになる日を懼る
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