女郎花

女郎花おみなえし」(儚い恋)


おしえてよえぬ心をも告げず笑顔えがおで去った親切しんせつなひと




杜若かきつばた」(幸せはあなたのもの)


かばんにはきみへの想いめ込んでバレンタインを大切たいせつに待つ




吾亦紅われもこう」(変化)


わすれずに連絡れんらくしてねもう一度こえを聞かせてうそをつかずに




忍冬すいかずら」(献身的な愛)


きですとわぬと決めて陰日向かげひなたずっと見ているライムライトの




杜鵑草ほととぎす」(永遠にあなたのもの)


本当ほんとう永久とわにあなたにとらわれてギヤマン張りの水槽すいそうのなか




ゆきした」(深い愛情)


ゆるされぬ気持きもちを送る野辺のべの列しあわせだけをただ祈ります




山桜桃ゆすらうめ」(郷愁)


ゆめに見るぎ去りし日々落陽らくよううみの向こうでを閉じている




百日紅さるすべり」(あなたを信じる)


さようなら瑠璃るりの夜明けはきとおり別離べつりのあとの輪廻りんねを思う




ふきとう」(待望)


ふゆが去り季節きせつが変わるの風よとどけておくれうれしい春を




石楠花しゃくなげ」(荘厳)


神聖しんせい約束やくそくをする薬指くすりゆびなつの日永の月光げっこうの下

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