概要
必ず護る×必ず殺す
22世紀後半。
選ばれた富裕層は自らの安全と権利を守るため『オーバー』と呼ばれる特区を形成。それ以外の地区を『アンダー』と呼び、管理するようになる――。
混迷を極める世界情勢の中、民間軍事企業GIGの傭兵ユウト・キサラギは、アンダーからの依頼を積極的に受ける変わり者として、今日も各地で戦いを続けていた――。
※記録データ二編は拙作「最後の弾丸」と同一内容となります。
選ばれた富裕層は自らの安全と権利を守るため『オーバー』と呼ばれる特区を形成。それ以外の地区を『アンダー』と呼び、管理するようになる――。
混迷を極める世界情勢の中、民間軍事企業GIGの傭兵ユウト・キサラギは、アンダーからの依頼を積極的に受ける変わり者として、今日も各地で戦いを続けていた――。
※記録データ二編は拙作「最後の弾丸」と同一内容となります。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!秀逸な戦闘描写とドライな世界観にやられてしまう
まずアクションノベルに必須である戦闘描写が彩り鮮やかで魅せられた。
アクションを期待している読者にとってきちんとニーズを満たす事ができていると言える……なんていうと大仰だが、要は読み応えがあって興奮できる戦闘シーンがしっかりと描かれていたという事だ。
そして次に世界観。
SF要素の強い設定——遺伝子操作の落胤であるエネミー。
これが実に好みで、きちんとグロテスクに仕上げているのだ。
そして文章から漂うのはドライな空気。
……たまらないですね
悪意と悪意が絡み合い人間の愚かさにまみれた世界で、主人公は生きていく——
ネタバレは避けるのでこの辺にしますが、上質なアクシ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!これは、漢になるための1冊!ガンアクション好きにはたまりません!
一筋であろう希望を守るため、過酷な運命を背負って生きる男達が、かなりかっこいいです。こういった設定のお話は本当に大好きで、彼等の気持ちに感情移入しながらラストバレットの世界を生かさせていただきました。一つ、一つの戦の、彼等の動きが目に浮かび、スピード感あります。心情も見逃せません。読ませていただいて、何より驚いたのが、アクションシーンの表現力は勿論のこと、15話という長さであるにも関わらず、次々と繰り出されていく登場人物の数々。皆が活きていて、脱帽です。
完結とはいえ、スピンオフができてもおかしくない程の内容が詰め込まれています。漫画化された時の彼等のもつ漢らしさに、更に惚れゆくこと間違い…続きを読む