第15話 トランプ疲れ現象 左派系政治運動の復興としての21世紀型穏健中道左派の新形成理論。 #とは #定期 #政治 #経済 #大統領選

左派系政治運動の復興としての21世紀型穏健中道左派の新形成理論。


911前後の新自由主義と競争対立主義的強硬路線と資本原理主義の行き過ぎが極まったことがトランプ現象の本質。


強者優先弱者排除否定型のサディズム政治の極致として、トランプ現象を位置づけられる。


ここからの政治新潮流は、左派側の新形成だろう。


20世紀の左派運動の反省と21世紀型左派政治克服論理


1

資本主義の否定が左派系を経済弱体化させ影響力を失わせた。

→資本主義と経済を肯定する左派の形成。

ただし資本力向上を弱者救済のための蓄積と振り分けと考える。


2

資本家や会社、政治を敵視し対立主義と絶対否定論調を振りかざす。世間的かつ一般的支持を失い攻撃的姿勢から人々の離反を招いた。

→穏健的で非対立的、企業や資本家とも仲良くするソーシャルエコノミー肯定論。


この様な形でトランプ氏を代表するサディズム政治への反動が来るだろう。

これは筆者の希望的予測というより、トランプ氏を代表するファナティックな政治への疲労感から生まれてくるだろう。


弱者否定型の論調はつまり現代社会地獄化理論に他ならない。

大半の人々はそのような政治的主張への疲労感と嫌悪感から静かな離反となるだろう。


トランプ氏の出現はそのような文脈で語られることになるだろう。


そしてそれは、人を見捨てる競争としての政治形態からの脱却となるだろう。

新自由主義経済論は歴史的評価として、経済階級上位1%の為の政治経済論だったという評価が定着しつつある。


人を救わない見捨てる政治は人々の離反を招く。

それをメディア先導で優位性強調のナルシズム共感に引っ掛けて正しさであるかのような見せ掛けをすること自体、邪悪さの隠蔽でしかない。

誰も救わない政治など、誰も必要としないのである。

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