宮田秩早

城が包囲された。城主ハサンは討ち死に。ハサンの娘のザイナブが兵士たちを鼓舞し籠城戦を乗り切ろうとしているが、このままでは城は落ちるだろう。 ザイナブは状況の打開のため皇帝に援軍を…

昔、人間と魔族は争っていた。 そして勇者と魔王は、壮絶な戦いの末に相打ちとなった。 両者が死んだことで人間の国と魔族の国で停戦協定が結ばれた。 後世にはそう伝えられている。 だ…

X（旧Twitter）での企画「novel首塚」によせて書きます。11月中、あらかじめ決められたお題に合わせて喋る生首が出てくる話を書くというものです。 なるべく毎日、楽しく書き…

高校生の優菜は、紅葉が目に鮮やかな秋の京都に来ていた。 親友のあかりと約束した旅路を一人辿る、思春期のモノローグ。 ※自主企画 #novel首塚 参加作品です。 企画内お題「旅」

X（旧：Twitter）での企画「#novel首塚」参加作品です。 ぼんやり大正時代〜昭和初期あたりを背景とした、高等遊民の青年と金髪碧眼美男ならぬ美首の不思議なお話です。※キス…

2089年11月、大災害で滅んだ後の地球、ロンドンに復活した吸血鬼と、彼に首だけ復活させられた悪魔祓いの、一ヶ月限定の世界の果てまでの旅。 BL作品です。気持ち悪くて愛が重い攻め…

海沿いの町へバイトに通う『僕』は、ある日自転車カゴにポイ捨てされた男の生首に遭遇する。 深夜様（@bean_radish）および宮田秩早様（@takoyakiitigo）の共同…

novel首塚参加作品です。お題はDAY11「坂道」。 生首を原付に載せて坂の下まで運搬するゆるい話です。

一日ひとつの予言をくれる生首様と、そのお世話をするわたし。特に何事もないようで時々不穏で、おおむね平和。そんなふたり(?)の変わり映えのない日々の記録。 ♯novel首塚　参加…

かつて栄えた貴族の屋敷跡から見つかった生首が語る、生首にまつわる種々の小話。 幻想、猟奇、恋愛、憎悪、笑い話、意味のわからない話、なんでもありの短編集。

ふたつ前の新月の夜、ジェーンは目覚めた。 目の前にいた男が言うには、ジェーンは古の魔女なのだという──。 ------------------------------ 202…

ある宵、若武者の寝所に音もなく首が転がった。 やがて生首は目を開け、喋り、訴える。 曰く、若武者のことを探し求めていたと。 　　　　　 【#novel首塚】に寄せて書きました。 …

『足も出ない手も出ない。そんな貴方のお悩みを口先だけで解決してみます。』貝塚探偵のもとにやってきた、狐さんにまつわる全四話。 深夜さん @bean_radish 、宮田秩早さん…

私は探す。銀河を旅する。いまや頭部のみとなった亡き彼女の望みを叶えるため――。 Twitter自主企画「novel首塚」参加作品。 ※サークル「弘法の筆」様主催のSFアンソロジ…

顔のいい生首と吸血鬼の少女の珍道中。 ※2023年11月のx企画 #novel首塚 に参加しております。30題あります。大遅刻しつつ書ききる予定。 気長に、順番にお読みください。

#novel首塚への参加作品です。 X(Twitter)では画像で投稿してます。

目覚めると、生首になっていた中年サラリーマン香坂実。 オカルト好き女子大生、藤野浩子に拾われて彼女の所有物となることに。 生首の謎と香坂を元に戻す術を追いつつ、共同生活をする二人…

喋る生首が登場するお話を十話区切り三本立てでお送りするオムニバス形式作品です。 【春夕の影】(1〜10話) 自殺したはずが首だけになってしまった軍人男性と、廃墟と化した古城に住…

糸馬国の殿様綾部治雅は、臣下の硯実近に背かれて命を落とす。 実近は治雅の一人息子である静千代に賞金をかけ、その行方を追う。 だが静千代はすでに殺され、生首となっていた。 野盗団の…

凡庸なサラリーマン兼動画配信者「青木久弥斗」は、会社をクビになった。その夜夢の中で出会った江戸時代の僧の霊に言われるまま、先祖による冤罪で打ち首となった侍の祟りを解くためにゲーム…

ひっそりと死にゆくことを望む首だけの吸血鬼「ルネ」と、それを良しとできない若き女主人「リナ」。 二人の穏やかな日常と、隙あらば差し挟まれる延命をめぐっての攻防について。 （企…

2023年11月、X（旧Twitter）の「#novel首塚」企画参加作品です。 任意の写真からバーチャル生首を生成できるウェブサイト「帝王の首塚ドットコム」で、憧れのあの子の…

novel首塚、参加作品。 無感情無表情な魔法少女と なんやかんやで斬首された生首と 苦悩するお世話係な吸血鬼の話。

企画「novel首塚」参加作品。毎日1題・30のお題に沿って執筆された、続き物のお話です。 謎の美形生首・アシュレイと、骨董屋の主人・日藤が繰り広げる、愉快で奇怪な日常物語。コメ…

首塚。様々な理由で取られた首を供養するための塚。 そんな首をお世話する奇妙な女の話。 深夜（@bean_radish）および宮田秩早（@takoyakiitigo）の共同企画…

九歳の拾史郎は、姉の喜捨奈が首だけになった日を境に、現場と思われるスーパー「クラガリ」を探索する。彼らの周りには変な大人と人間でないものが群がる。

「novel首塚」参加作品。兄に犯されていた弟が、兄を殺して生首を飼う話。

novel首塚参加作品。黒い首は魔神。とある少女に一目惚れし、共に生きることを始めた。白い首は魔術師。不覚にも胴体を奪われたが、とりあえず相方と毎日を続けていく。そんな二組のお話…

左腕のない当主と角のない鬼が、ひたすらに対話する短編連作。 不定期投稿予定。 2023年11月1～30日までのお題に合わせ、しゃべる生首が登場する小説を投稿する「novel首塚」…

大文字学園高校の文芸部員である僕、袴田玲（はかまだ・れい）にはちょっと変わった先輩がいる。 いつからとも知れず文芸部室に居座って本を読みコーヒーをすする彼女、化野数多（あだしの・…

※2024年11月、番外編始めました。今年も生首の季節がやってきた。 俺の仕事はみっつある。 一ヶ月間このトランクケースを死守すること。 最終日にそれを港へ届けること。 その間…

兄を名乗る生首と共に生活する十一月についての連作短編集です。 深夜様（@bean_radish）および宮田秩早様（@takoyakiitigo）の共同企画「#novel首塚」への…

短編です。みじか〜い #novel首塚参加作品です。Xの方でも同じ名前で投稿してます。

【#novel首塚】に参加させて頂きます。 全日参加できるか自信ないですが、140字くらいとか、短くしたら出来るかも？ よろしくお願いします。 以下、概要のコピペです。 主催…

旧Twitter上のお題#novel首塚に合わせて広がる30題の、連作掌編小説。ある日生首にされた魔女マルメイソンは、他の魔女達に会いに行き、真相を知る──。ほのぼのしゅーる。 …

　青年が目を覚ますと、そこは見知らぬ部屋だった。生首少女と一緒に、さあ脱出しよう。

これは、様々なナマクビ達とその関係者の、ショートショート集。 一作でも、お気に入りな作品が見つかればこれ幸いです。 （自主企画・novel首塚参加作品）

Xでのオンライン創作企画「novel首塚」への参加作品です。 生首が出てくるお話を決められたお題（全30題）に沿って執筆します。 とりあえず９話で一旦終わります。余裕が出てきたら…

ある戦場に降り立った長命異種族「魔族」のランフォードとジェフ。そこで出会ったのは、何と生首になっても話す騎士であった。 首だけ騎士コンラートと魔族のふたりという、ふぞろいな三人の…

先輩刑事が殺された。バラバラにされて。 事件の捜査に進展はなく、途方に暮れる薊ヶ原メイの前に転がっていたのは、しゃべる生首だった。 「俺は、君とともに謎を解くためにいるのさ」 一…

かつて贅沢三昧で民衆の怒りを買い、革命後、斬首刑に処された王妃が、何故か生首だけになって、首を斬った張本人、首切り役人のシャルルのところにやってきた！ 天真爛漫で世間知らずの生首…

生首をたずさえて歩き続ける連作短編集。 11月1～30日まで日々のお題に合わせて「しゃべる生首が登場する小説」を投稿する「novel首塚」企画参加作品。

深夜様（@bean_radish）および宮田秩早様（@takoyakiitigo）による共同企画「#novel首塚」参加作品

森の中に居を構えた、植物学者の男。傍らには大変賑やかな、吸血鬼の生首。 二人の穏やかな日常と、やがて辿り着くこたえ。

更新停止中。 三国志の時代から下ること二百年。中原には異民族が割拠し、漢族は旧呉の地へ退去を余儀なくされていた。そのような中を這いあがってきた男がいた。男の名は、寄奴。のちの…

　春秋時代。 　天下の中心であった周王朝から遠く離れた東南の地で、長きに渡って争っていた二国。呉と越。 　世代を跨いで競った両国は、遂に決着の時を迎えようとしていた――。 　し…

古代中国戦国時代末期、趙の国には藺相如というインテリヤクザがいた。 ★コレクション：歴史・伝奇集

中国史にはいくつかカオスな時代はありますが、そもそも原点が凄まじくカオス。そう、それが春秋戦国時代！　約五百年にわたる分裂争乱の時代は、春秋五覇、諸子百家、戦国四君、始皇帝以外の…

全く新たな三国志が、はじまる。 三国時代。 漢と唐、二つの中華帝国を繋ぐ　長い混乱時代の黎明期。 倫理を外れ『獣』と呼ばれる異民たちと、それを畏怖する人々の葛藤−−『正史三国…

華は散り華は散り さうして水底に深く深く沈んで行く 水はどこまでも透んでどこまでも冷たい 叶ふ事のない願望が幾星霜をも水に浸つて冷えてゐる