松本タケル

受験生にとって、今の時期、精神的にも肉体的にも大変ですよね。 ちょっとでも元気になってもらおうと、短編を書きました。 進路が思い描けない女子高生が、いつも気分転換で行く公園で出会…

『五十鈴川　賢智（けんち）』は高校二年生。アメリカンフットボール部所属の豆タンク。交際経験なし。いい人であれば幸せになれると信じる隠れボッチ。マンガ、音楽、アニメ、動画などを日々…

彼女のピアスは蜘蛛の形の真っ赤なジュエリー、その下で黒い蝶のチャームが足掻く様に揺れて……、 友人の誘いでピアスを付けたことから、怪異な世界に誘われて行く女性の物語です。

掌編ミステリーです。

三崎 柊、25歳。某有名大学建築学科大学院修了という経歴のエリートな俺だが、思考回路はなかなかの変わり者だ。 一流ハウスメーカー・神岡工務店の美青年副社長である神岡 樹とは恋人同…

男は思い出す。彼女との思い出を。自分の罪を。

数ある小説の中からお越しいただきありがとうございます。こちらの作品カクコン10短編の参加作品でございます。そして☆200ありがとうございます 現在カクコン10短編恋愛部門8位でご…

幼い頃から生霊を視ることができる立花藍。 高校生に成長し、同級生である三上崇之に生霊が取り憑いていることに気づく。 それが全ての始まりだった―― あなたは生霊を視たことがあり…

世の中には恐怖が色んな所にありますね……。 そんな恐怖を集めてみました。 恐怖にあなたの心が侵食されていく感覚をお楽しみ頂ければ幸いです。

　必ずしも24時間の営業が行われなくなった今でも、やはりコンビニエンスストアには24時間年中無休のイメージが強いです。 　太陽輝く真昼も、空気が深い闇の色を纏う深夜も、コンビニは…

【6/10　角川ホラー文庫より書籍版発売！】 看護師から介護サービスの会社に転職した女性・栗谷茜（くりやあかね）。 介護に訪れたのは山奥にたたずむ洋館だった。 担当するのはそこの…

【１分読書】 意味が分かるとこわいおとぎ話。 意外な事実や知らなかった裏話。 浦島太郎は神になった。桃太郎の闇。本当に怖いかちかち山。かぐや姫は宇宙人。白雪姫の王子の誤算。舌切…

カクヨムコン7　中間選考突破作品 高校生の佳奈はＳＮＳの裏アカウントでネットの住人との交流を楽しんでいた。 いつしか書き込みにつくメッセージの数に執着しはじめ、佳奈の書き込みは友…

自殺禁止法が制定された世界。 主人公は誤解されて自殺すると誤解されてしまう。 自殺しないってどうすれば認めてもらえるの！？ ↓前回の投稿↓ 『もういい！実家でなく土に帰らせ…

【カクヨム短編コン2021　特別賞受賞】 とうとう夏の気温が殺人的な数値を叩き出すようになった頃、人類は一部の者たちを『冷凍冬眠』で夏を越させる選択をした。問題は一つだけ。低くは…

とある田舎町の小学校。 怖い話が好きな男子が数人、トイレの花子さんを呼び出す儀式を行った。 これは筆者が、小学生の頃に体験した実話です。

改札で誰かとぶつかった。 緊張のプレゼンを前にパニックを起こしそうになっていた僕は、『庇護の天井』によって年代を失った世界に誘われた。

ただ創作を楽しんでいたかった。 そんな純粋な二人はやがて袂を分かつ。 愚直なまでに清廉潔白な敗者。 潔いほどに悪逆非道な成功者。 そして道は交差し、二人は最後の邂逅を果たす。 …

何気ない人生だって、どこか辛い世界から帰って来れたんだとしたら、それはきっと勝ちなんですよ！

待望の二人目が生まれた。 未曾有の事態とはこういうことを示す言葉ではないだろうか。

短いエッセイのような話です。文章を書き始めた頃に書いたものです……たまに初心に返るのも大事かもしれません。

3分で読み終わる短編小説です。小休憩にでもどうぞ。

梶本真司は高校一年生。 ある日。先輩から謎の頼みごとをされる。 「妹を……なぎさを外の世界に連れ出してくれないか」 引きこもりの少女。工藤なぎさ。 元・引きこもりの真司はその…

生きる目的を見失い日々を惰性で過ごしていた雨音律人は、ある日仕事現場からアパートに帰宅すると少女が玄関前で座りこんでいるのを見かけた。 日射病で倒れてしまった彼女を介抱することに…

世は戦国時代末。弱き者は顧みられぬ。　 百姓は命が下れば武器を手に取り、足軽として戦地に駆り出される。 老人も鉄砲を持ち、女も戦のために働く。　 長い秋の夜……。

未来に甦る「楢山節考」、我々は本当に進歩しているのか。

突然に訪れてくる誰かや何かの存在は、ある。

タイムリープできるようになったのは二人の夫婦。 時間を巻き戻すとお互いに時間を戻ってしまう。 自分以外に巻き戻されるのはこんなにストレス溜まるの？ ↓前回の投稿↓ 『ゴミの…

2000文字もない、短編です。 短編とも言えないかな。 嫌な気分になってくれれば幸いです。

──「そうねえ、興味をひくほど本当で、退屈するほど本当ではない話がいいわ」──（サキ著『クローヴィス物語』の「聖ヴェスパルース伝」より） 「ねこのおやつ」は「食」にこだわった作…

どんなに小説を書いても鳴かず飛ばずの主人公。 誰にも見られていないことに悩んでいると、パソコンから声が！！ 「じゃあ、１億人のフォロワーつけちゃいます？」 ↓前回の投稿↓ …

「私、学校でも成績が良くて、肌も綺麗だから高価だねって褒められるのよ」 この学校で最も優秀で無邪気な少女が言った。 卒業について聞くと、彼女は嬉しそうだ。 成績優秀者の少女が去り…

目が覚めると自分の家がお菓子になっていた。 町のあらゆる建造物もお菓子になってしまっている。 そうして自分の家が食べられるようになってしまい……！？ ↓前回の投稿↓ 『明日…

地面に大量の血痕が落ちていた。このような現象は、世界各地で起きている。 事件は様々な憶測を呼んだ。 調べが進んでいくと、それは血ではケチャップだという事が分かった。 ※即興小説…

童謡、赤鼻のトナカイ(作詞:新田 宣夫)参照　 真っ赤なお鼻のトナカイさんは　 いつもみんなのわらいもの　 でもその年の　 クリスマスの日　 サンタのおじさんはいいました　 …

卒業を間近に控えた青年が謎の集団に襲われ、どこかに連れ去られてしまう。その場所では【ウサギガリ】が行われていた。男子高校生が連れ去られた理由、謎の集団、そしてウサギガリとは一体何…

誰かに話し掛けられた。遠のく意識の中では、それを聞き取ることができなかった。彼女は一体何者で、何を話していたのだろう。それが心残りで、心惹かれる……。

ハローワークを訪れた私は相談員の人に退職理由を聞かれる。 そこで私はあまりにも怖かった前職での体験を語る。 その職場では上司のアキコさん、そして隣の部署のスミコさんという二人の女…

500字ちょっとの怪談です。テーマは「濡れた食パン」です。 お題をくださったナツメさん、ありがとうございます！

超短編ホラーです。　 次の作品に心を動かされて、書きました。　素敵な刺激を与えてくれる文化的作品に、感謝します。 イラスト：佐久間まゆ　https://www.pixiv.net…

本当に怖いことは、言葉のなかに存在する。 ふと頭に舞い降りてきた怖い話を、二度読めば理解出来そうな内容で書いてみました。

一口サイズ。 一話で完結しますが『掌小説になりたかった』の方に置くのも噛み合わないと思ったので新しく設置。

あの日以来、無為な日々を過ごす＜僕＞。 掛かり続ける無言電話。区営グラウンドで出会った少女。外務省の男。 ”呪い”を受け止め、＜僕＞はある計画を実行するが…。

春――私の親友は明日告白する。 そして、もしその告白が成功すれば、私の好きな人は誰かに取られてしまうのだろう。 私に同じように告白する勇気はない、もし失敗したらと思うと、怖いから…

何かが起こったらしい痕跡だけを書いていきます。

火傷という自傷行為にふける男の話です。

火事があった我が家は真っ黒にすすけてしまって、崩壊寸前だ。屋根には穴が開き、雨漏りもする。 あの日、私たちが眠っている間に、家から出た炎が全てを焼いた。 ※即興小説トレーニング…