象の召喚

作者 伊藤淳平

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★★★ Excellent!!!

非常に新鮮な時代小説。

おそらく私はこの小説の30パーセントも理解できていない。
時代小説と語ったが、本当は長い詩なのかもしれないし、サスペンスなのかもしれないし、もしかするとタイムスリップものなのかもしれない。
自信をもって読み取ることは、私にはできなかった。

けれど、なぜか面白い。
同時に、今の私が感じている面白さ以上の何かが、この作品にはある。そう確信させる不思議な説得力もある。

謎の小説を吹き抜ける風をあなたも一緒に感じてみませんか?

★★★ Excellent!!!

 ブラック企業並みの扱いの中で、消耗しきってしまった私は、しばらく心の休暇を必要としていた。
 街の中を彷徨っている時に遭遇した不思議な少女。
 そして、その後…納得のいかない交友が生まれた。
 約束された邂逅は、以前の思い出とともに私の心を誘い続けて、引き返せない所まで彷徨い出させてしまった。
 鳴り続ける不安と焦りの象徴。これは私に何をもたらすのか。この先に何が待ち受けているのか……。

Good!

公開されているページだけ、読ませていただきました。作者の好みが判る作品ですね。印象に残っているのは、壁に耳をつけて、リハーサルの曲を聞いているところです。聞こえるものなのだと、面白く思いました。謎が解かれていないので、続きがあると判りますが。完結まで書かれるか、読者に不安を与えてしまうと思います。読ませていただき、ありがとうございました。

★★★ Excellent!!!

初心者ですがレビューさせてもらいます。
僕はこの小説はとても好きです。
電車やバス、移動時に読みました。

こういう小説は初めて読んだのですが、この小説を読んでみて、アリかなと思いました。なんというかオシャレで自分的には読みやすかったです。
頑張ってください。

★★★ Excellent!!!

ストレンジャーザンパラダイス。
トムウェイツ。
ビルエヴァンス。
ブルースリーのグリーンホーネット。
ストリートファイターⅡ は別にどうでもいいや。
ブライアンイーノ。
ストーン・ローゼズ。
ハッピー・マンデーズ。
プライマル・スクリーム。
808ステイト。
シャーラタンズ。
インスパイラル・カーペッツ。
ジ・オーブ。
スープ・ドラゴンズ。
ライド。
ジーザスジョーンズの一枚目。
マイ・ブラッディー・バレンタイン。
ザ ファーム。
ウイリアムバロウズ、アレン・ギンズバーグとジャック・ケルアックは別にどうでもいいや。理解出来なかったから。
キングクリムゾン。

後は何が来る?淳平ちゃん。


会えない事に乾杯。





★★ Very Good!!

ありがとうございます、書かせていただきます。
俺は浅学なので、本文がどのような意図をもって書かれたのかは分かりませんが。
鮮烈であると同時に、脆弱。とあります
あざやかと書く「鮮」は同時に「少ない」ことを意味するそうです。
また、脆弱。これが少ないゆえに脆いとすれば強度が、弱いとすればやはり強度が足りず…なんで強度が2回続くかね俺は

…ともかく。
少ないことは鮮やかで、もろくも弱くもある。
希少性の高いものがその数ゆえに滅びやすく、あわれを誘い強きものの懐に吸い込まれていく様を見るようです。
ダイヤモンドのようですね。もろくも弱くもありませんが。

乱筆過ぎて申し訳ありません。クセです。
失礼いたしました。

★★★ Excellent!!!

この小説を読んで真っ先に感じたのが、文章の歯切れのよさだ。

比較的短い文で小気味良くテンポを刻みながら進むストーリーは、読んでいて心地がいい。文中にうまい具合に散らされた小道具たちがさりげなく世界観を補強している点も見逃せない。

作品は走り出したところで、まだ謎は多いがそれが解き明かされるときまで作品を追いかけようと思わせる没入感がある。

この作品を掘った先に待ち受けるのはダイヤの原石か、はたまた。今後の展開に期待したい。

★★★ Excellent!!!

 この小説は面白い。村上春樹の小説が面白いように。

 作者が書いてきたもの、読んできたものが、心地よく乾いた語り口を、底の知れないキャラクターを、先の気になる物語を象っているのだと思う。

 しかし作者は村上春樹ではないだろうし、かと言ってハルキストかどうかも分からない。

 分からないことは語るべきではない。
 語るべきは分かることだけだ。

 この小説は面白い。村上春樹の小説が面白いように。

 あとおまんの小説がすこでごわす(薩摩)

★★★ Excellent!!!

文章も物語も、読み手の方から捕まえることは出来ない。
しかし、文章と物語の方から読み手を捕まえにくる。
読者は常に受け身で、主導権を得ることが出来ない。

目の前に見知らぬ美女がいて、こちらに近づいてその白い指先を伸ばしてくる。
しかし自分は身動き一つ出来ない。
期待と怯えの甘美な時間。

この物語を読めば、そんな素敵な不安感に出会えます。

★★ Very Good!!

バロウズや80年代後半のサイケデリック。
セカンド・サマー・オブ・ラブというよりウッドストックの乱痴気騒が産み落とした退廃と虚脱感。
非日常と日常が繰り返される瞬間の狂気と正気の境目。

まるでそれらが積み重なって今がある様に拡散した世界を感じさせる物語に引き付けられます。


個人的には。村上春樹作品は「ノルウェーの森」以降、肌に合わなくなりましたが…。

★★ Very Good!!

 他の方も仰られている通り、村上春樹さんが好きなら、たまらないかもしれませんね。

 自分は※1を読んでデビットリンチの作品みたいな退廃感を感じました。洋楽にも精通しているみたいで、好きなアーティストの名前が出ると、嬉しくなります(ストーンローゼス、プライマルスクリーム、マイブラなど)。

 是非、続きが読みたいです。楽しみにしてます。

★★ Very Good!!

最近の風潮として長いタイトルでどんな話かわかってしまうものが多い中(それも大好物ですが・・・・)数話読んでも、あらすじどころかタイトルが何を象徴しているかも謎のまま、これからどうなってしまうのか全てが伏線のようでとても続きが気になります。
それでいて、テンポが悪いということではなく気付いたら世界観に引き込まれてしまいました。とても丁寧に作られているので時間がかかると思いますが、エタラないで続けて欲しい作品です。
タグが村上春樹さんから始まって、社会現象までになった事件やムーブメント・・・・素敵です

★★★ Excellent!!!

村上春樹風の文体と思われますが、村上春樹があまり得意ではない私でもこの作者さんの文章はどんどん読んで行けました。

序盤から謎、謎、謎。暗号なのかノイズなのか、記号的な表現なのか、そういうものもありました。わからないことだらけですが、夢のような不思議な語り方と相まってとても面白く感じます。主人公は一体どんな過去を抱えているのか、続きが楽しみです。

★★★ Excellent!!!

現実感のない日常。気怠さと退屈。描写されている世界は本当に現実なんだろうか。突然現れる女の子も外務省の男も、そのやりとりも、本当は夢なんじゃないか。現実とも非現実ともとれるあいまいな世界になんだかとても引き込まれる。次がまったく読めない。だから気になる。とっても。

★★★ Excellent!!!

村上春樹の『羊三部作』『ダンス・ダンス・ダンス』が大好きな人なら「おお!」と膝を乗り出す文章と表現力だと思いました。軽妙なリズムと、豊かな比喩の波に乗せられて、止めの一文で、きゅっと止めを刺される。

そしてオアシス、ブライアン・イーノ、ローリング・ストーンズ、右から左へ流れていく耳慣れたレジェンドロック。「山の手のカート・コバーン」と言う表現にはうならされました。

★★★ Excellent!!!

初めまして。素人ではありますが、作品を読ませていただきました。
何気ない日常から始まり、その中でのふとした違和感。徐々に何かが動き出していることを示唆しつつ、まだ日常があるのかと思ったら、一気に動き出したような流れ。
引き込まれるような文章で、あっという間に読んでしまいました。
続きを楽しみにしております。今後とも頑張ってください。

★★★ Excellent!!!

主人公も含め、関わってくる人間の登場の仕方、風体や会話からして謎が多い。

そして、散りばめられた暗号……何かあるはずだと文章や行間に目を何度も走らせるけれど、とても解読できません。

「※3-2」では激しくノイズが描かれていて――。
タイトル「象の召喚」が何を意味するのか、とてつもないことが起きそうです。

もう先が気になって気になって、追わずにはいられない作品です!

★★ Very Good!!

 謎多き作品。
 未完結の状態では如何ともし難い疑問の数々。
 作品の書き方は至って荘厳。厳粛。
 純文学と文芸の少し純文学よりの場所に位置する。ような作品だ。
 世界観も好ましい。
 また、全体を通して、かの『山月記』を彷彿とさせるリズムの良い文字列が続く。
 執筆お疲れ様でした。