きしべの　あざみ

高ニ、多くの青春の思いが抱えるぼんやりと空を覆う虚無感や憧れや押しつぶされそうになる苦しかった記憶。先生とオセロをする一時の安堵感、抒情詩のような気恥ずかしい文章、確かにそんな時代…続きを読む

泣いたり笑ったり、落ち込んだり忙しい、琴線はガタピシ音を立てて震えてる。素敵な作品に出会えて幸せです。

短編です。どこか懐かしい風景の『知らず森』まつわる歌と田舎の風景。落ちは、なるほどな。でした。

知識に裏付けされた文章に出会うと嬉しくなります。猫？？？パンダ！！！ネタバレしそうなのでこれくらいに。

読ませていただきました。最後はスピードアップ。西部劇を観ているようなな錯覚になんどかはっとしました。未来をベースにしているのに。あーそうだ、あの頃は米国は我らにとって未来そのものだ…続きを読む

散りばめましたねぇー、たくさんの笑いをありがとうございます。込み上げるのは、永岡のふいをついてくるポイントかも、見落としてしまいそうな細部まで、情けない男がやらかす。構えなくても、…続きを読む

静かにじんわりとしみてくるような感動がありました

作者が持つ独特の世界観は一味違う物語を編んで行きます。登場人物の書き分けもしっかりしていて安心して読めます。

じつはかなりマニアックなエッセイです。読みやすい平坦な文章で書かれていますが、かなり貴重な記録ですね。タイトル通り音を買うのですが、どんな基準でどんな音が欲しいのか、探し方は場所に…続きを読む

ここまで一気に読ませる文章力、次第に物語にのめり込む至福の時間、背景や文章に引っ掛かるとすぐに現実に戻されてしまう。これからいよいよ物語の中にどっぷり入りこむ狭間に今は立っています…続きを読む

SFだよと宣言されれば、そうかも知れないが、暖かい文章に惹かれてしまいました。
ウォールウォッチャーの効果が今ひとつ頭に入らないのは私が化石化したせいだ。

ネタバレはしませんよ。私は歳のせいかじっくり何回も読みました。人生は長いようで一瞬の夢です。すてきな奥行きのある小説です。

本来なら厳し状況の日常の風景が、明るくほのぼのと語られる。緑のたぬきが彩として、クローズアップされています。優しい読後感が好きです。

意表をつき面白い。なんだか想像が頭を持ち上げる。

難しいテーマを短編で描き出すなんて、すごいです。

中毒を引き起こす。意味がない言葉は身体で、意味がある言葉は心が吸収する。意味不明な言葉はやっつける。

面白くなりそうな期待で目が爛々としてきました。

なんだかほっとする甘酸っぱいのは好きです。

さりげない日常の振りをした破滅しそうな人生に柔らかな光が射している。

よくこれほど詰め込めるものだ。たった五百字の中に人生ドラマを凝縮した。これをテクニックと呼ばずになんとしよう。素晴らしい。

お見事。トラウマになりそう。褒め言葉です。

戦闘シーンは低速ギアに切り替わるのかなあ、急に迫力が抑えられた。作者の作戦なのかなあ。他の作品も読ませていただきます。こんなに完成された書き手がこのジャンルとは解せない。けど、面白…続きを読む

意図を悟られないようにしているんだ。先を読ませる罠がたくさん仕掛けられている。象を召喚するはずだ。タイトルに惹かれました。これは目が離せない展開になりそう。