もしも叶うならば、先が読みたい。ただそれだけです。
ヘミングウェイみたいに切り詰めた文体と、フォークナーのように重層的な物語が好きです。
象が召喚される?異世界とかファンタジーものかな?と思いつつも、読んでみると海外風の大人で哲学的なお話でした。まだタイトルの謎が残りますが、楽しみに待ちたいです。
ありがとうございます、書かせていただきます。俺は浅学なので、本文がどのような意図をもって書かれたのかは分かりませんが。鮮烈であると同時に、脆弱。とありますあざやかと書く「鮮」は同時に「少ない」…続きを読む
現実感のない日常。気怠さと退屈。描写されている世界は本当に現実なんだろうか。突然現れる女の子も外務省の男も、そのやりとりも、本当は夢なんじゃないか。現実とも非現実ともとれるあいまいな世界になんだかと…続きを読む
村上春樹の『羊三部作』『ダンス・ダンス・ダンス』が大好きな人なら「おお!」と膝を乗り出す文章と表現力だと思いました。軽妙なリズムと、豊かな比喩の波に乗せられて、止めの一文で、きゅっと止めを刺される。…続きを読む
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