読んで欲しいから書くのであって、でもいざ読まれると萎縮してしまうという二律背反的な描写がうまくかけていると思いました。最後は何だかんだでハッピーエンドになってくれて良かったですw
急激にフォローが増えることの恐ろしさ……フォローが欲しい、PVが欲しい、その気持ちはとてもわかるだけに……ああ、急激にやるとこんな弊害もあるのか……すごく身につまされました。コツコツやること、書く楽しさを忘れないこと。自分のことを省みていろいろ考えます。――とまで書くとすごいいい話みたいな感じなんですけど、最後のオチもハッ!?!??と言わされて、めちゃくちゃブラックユーモアを感じました。面白い作品をありがとうございました!
ウェブへ小説を投稿する人の多くが抱く「読まれたい」という願望。「あまりにも突然に、多数から読まれはじめると恐怖を感じる」という人間的な弱さ。そして「少数の人間が多数を装って批判や賞賛をする」という匿名文化特有の悪習への痛烈な風刺。ウェブ作家の願望とそれにまつわる悲喜交々が巧みに落とし込まれ、さらにそれらアイデアを上回る凄まじいパンチラインが仕掛けられたこのショートショートは、まさに“傑作”のひと言だ。