底道つかさ

　文字通りの終末世界。愛機の工業用重機に乗り、鉄屑漁りに精を出していたサイボーグ少女は偶然の出会いを果たす。大破した軍用機、それに乗った女兵士。少女は彼女を前戦基地まで送ることを…

　１９６９年早春。流川の土手に真夜中の散歩に来ていた高校生、京極伸男は転落した拍子に緑色の霧の中にいることに気づく。彼の前に現れたのは、一昨年亡くなった父親だった。 　自作『自分…

(こことアバンは三石琴◯さん風に読んでください) 国際機関である武器管理員会（WAC）が各国の軍事力を管理する世界。戦場は10mほどの人型兵器AFが支配していた。 西暦2249年…

「みんな苦労してる」って無難な言葉を友達にかけた時に、俺の頭に浮かんでいたこと。

日本と人民中国の係争地となっている尖閣諸島の久場島に日本がレーダー基地を建設 これに激怒した人民中国が空母｢青島｣からなる空母艦隊を尖閣諸島に派遣する これに対し日本側も空母…

診断メーカー『書くものに悩む貴方へ』のアンケート結果、『日々の枷を響かせて』をお題として書いた短編です。 人類の荒廃した世界。世界は発達した新式アンドロイドが台頭し、そして今、…

20XX年、インターネット上にとあるデータが流れた。それは子供型アンドロイドの設計図。その設計図には、こう書かれていた。「お金や名誉は一切いらない。この設計図は自由に使って構わな…

黙々と仕事するしがないサラリーマン測量士のお話。 出張先は…宇宙。

【本編完結済　現在は不定期でサイドストーリーをあつめた追補編スタート】 ライトなミリタリーSF。(青春寄り) 戦闘機乗りの青年と、研究所育ちの少女の物語 《1章：私にしかできな…

　ちょっと普段と毛色の違うものを書いてみました。 　自分の世界の狭さを見つめたものです。 　クロノヒョウさま（@kurono-hyo）の自主企画に向けて書いた作品です。 　お…

小説の資料探しで起きたこと、旅先での出来事、過去の出来事、日常の出来事など、その時に思い出した事を書いています。手軽に読める1話完結型の暇つぶし文。不定期公開。 今書いている連載…

アンドロイドが一家に一台になった時代すら一昔前 一人の男が屋根付きの待合所の中で雨を凌ぎつつバスを待っている 傍には旧式のアンドロイドがライターを手に座っている 何も変わら…

赤ずきんはおかあさんから森の向こうにいるおばあちゃんにお使いを頼まれました。 そして森を進んでいると、黒い毛皮の狼と出会いました。

以前に他サイトでロボット三原則というお題を元に書き上げました短編の転載です。

　物理学界で高温超伝導フィーバーが起きる少し前の1982年、同人誌〈星群〉46号（1982年4月発行）に掲載されたショートショート。 　きっかけは、E・M・サビツキー&B・C・ク…

カクリキ重工製の量産型クローン・力士であるスモウ・レスラーSM-00RKSシリーズは、後継機の発売が決まったことで本社在庫全ての廃棄が決まってしまう。廃棄プロセスの過程にあったク…

猫のイッチは今日も部屋でダラダラ。ご主人はテレワークで大忙し。そんなご主人を見かねたイッチはある慣用句を思い出す。せや！猫の手貸したろ！！

★川上稔が贈る、最高にハッピーでキュンとくる珠玉のラブコメ短編集 『川上稔 短編集　パワーワードのラブコメが、ハッピーエンドで五本入り(1)(2)』 『川上稔 短編集　パワーワー…

無知全能の神様が、新しい世界を創造するべく知識を求めて召喚した人間は、なんと四六時中「街づくりゲーム」をしている引きこもり少年だった。 果たして神様は少年とともに、自身の目指す「…