鷹羽 玖洋

  • SF
  • 異世界ファンタジー
tkbn98

やがて花と散るとも／
橘 紀里

　生まれつきはっきりとものを捉えることのできない目を持つコウは、何かに呼ばれるようにしてとある社にたどり着く。長く続いた戦火により、訪れる者の絶えたその社は、社殿の細工も庭もすべ…
どんな社もいつかは滅びる。それでもこれが、決して揺らがぬ最後の構えだ
橘 紀里

死神の共謀者／
橘 紀里

　人生十八年と少々、くじ引き当選率ゼロ％、道を歩けば暴漢に当たる。泣きっ面に蜂どころかオオスズメバチの大群の襲撃を食らうレベルでなぜか常に不幸に見舞われる大学生、駿河 凪はついに…
行き倒れた僕の前に現れたのは、やけに顔のいい——死神！？
橘 紀里
群れる屑男コレクション
MACK

イレアの果て／
綿野 明

　探索者の少女モリンはある時、石の壁を幽霊のごとくすり抜ける奇妙な二人組に出くわした。敵に追われる彼らをとっさに森へ逃がしたモリンだったが、なんと彼女が助けた二人のうち片方は、世…
  • 残酷描写有り
  • 暴力描写有り
「バグ」を使って「壁抜け」できる世界を、完全現地人視点で探検しよう
綿野 明
現地人の視点と神の視点、両方が味わえる
のゆ

シダル　信念の勇者と親愛なる偏奇な仲間達／
綿野 明

　辺境の村の孤独な狩人が、ある日突然勇者に選ばれる。重い使命に戸惑う彼にはしかし、故郷では望んでも得られなかった「仲間」ができた。 　階段を下りるだけで力尽きる神官、ぼんやりの…
  • 残酷描写有り
おい魔法使い！　何を考えて戦いの真っ只中でシチューを煮込んでた！！
綿野 明
ちょっぴり笑ってどっぷり浸って、たっぷり癒される大人のファンタジー
@riezou

近畿地方のある場所について／
背筋

近畿地方のある場所にまつわる怪談を集めるうちに、恐ろしい事実が浮かび上がってきました。
情報をお持ちの方はご連絡ください
背筋
没頭してしましました。
@hrxm

Somewhere, Nowhere 〜ここではないどこかへ〜／
橘 紀里

　かつて、人間と精霊たちの間で、世界を滅ぼすほどの凄惨な大戦が繰り広げられ、平和と秩序を取り戻すために三分された世界。 　その世界のとある街の酒場に、美しい銀の髪の若者が現れる…
  • 性描写有り
必ず迎えに行ってやるから——何があっても生き延びろ。
橘 紀里
宿命と運命を受け止め、乗り越えて紡ぐ未来の先へ。異世界恋愛ファンタジー
合澤臣

ダルマールの偉大なる驚異の岩について【抜粋】／
f

【より正確な表題】 レイレ・セアネーメル・セ＝ケールメジシャが塩の荒野ダルマールで発見した、猛烈なるゴラより生まれし崇高にして偉大なる驚異の岩の研究。 ●イセカイフドキさんの「…
はたしてこれは岩なのだろうか？
f
こんなに真面目に書かれているのに、どうしてこんなに笑えるのか？
鷹羽 玖洋

「《猫の寝床》の書」より、《犬の町》について／
f

◆イセカイフドキさんの「異風調」企画参加作品◆ 　《猫の寝床》ことサーミビア・セロルグニアによる旅行記より、失われたことばの都エヴェロイに関する部分の抜粋。 （彼は大陸の北東アル…
私は、私の声が、私自身のことばより滑らかに響くのを聴いた。
f
完全に異世界、完全に見聞録。
鷹羽 玖洋

恍惚／
ナナシマイ

『ツツハコ――記憶の残滓』より。 これは忠告だ。もしあなたが×××の女神に翻弄される覚悟を持たないならば、ここで読むのをやめたほうがいい。 本来、×××というものは不可逆的であり…
彼らの休日がただの休日でしかないことが、ひどく奇妙だった。
ナナシマイ
吸い付かれたように、ついその先を追ってしまう
tomo

至灰期～史上最悪の大災害の調査～／
一華凛≒フェヌグリーク

ある日、南の空から灰の嵐が大きく膨れました。 湖の縁に並ぶ丘の一つから、地面も空も水もはいいろになって、空からも地からも生きているすべてが灰に変わる音がしました。 [削除済]さ…
憎かった、愛していた、役に立ちたかった
一華凛≒フェヌグリーク
破滅の刹那に燃える命。
鷹羽 玖洋

"狼娘"アリン女王のイスパハル王国訪問日記／
萌木野めい

古に存在していたという北の小さな島国アイデリア。 狼が祖先であるという伝説を持つ一族が治め、文明に頼らず狩猟を中心とした素朴な生活を守っていたとされる。 しかし、８００年ほど前に…
誰にも言えないから、日記に書く
萌木野めい
８００年後の未来から語られる、一国の孤独な女王、少女アリンの物語。
凛々サイ

sny　夢々／
f

【sny: sen の複数形。夢、睡眠。】 　取り返しのつかないことをした。僕は目覚めているのか、夢の中なのか。 　壊れた左耳で弟の声が囁く。 「君が僕を理解したことなんてない…
  • 残酷描写有り
星が死ぬ夢を見た。
f
薄暗いグレーで覆われた水彩画のよう
机田 未織

弔いランタン〜氷の平原を渡った娘の話〜／
園田樹乃

船乗りジョセフの手紙が、寒い街から届いた。 今回の旅は、世界の果ての海からさらに、その先へ。 年に2回だけ行き来ができる『違う地図』の世界。 競作企画『異風調』参加作品です
不思議なランタンが照らす街を覗いてみませんか？
園田樹乃
淡雪のとけるような、物哀しさ。
鷹羽 玖洋

アルマナイマ博物誌　辿るものたちの記録／
東洋　夏

風土記系競作企画「調」参加作品です。 どこかの調査機関に勤めるあなたが受け取った謎めいた書類。 封入されていたのは海と龍の星アルマナイマで調査を進める新人調査員マルコからの報告…
  • ★47
  • SF
  • 完結済 5話
  • 9,927文字
  • 更新
  • 残酷描写有り
報告書からは消せない海の香りが漂う。この文章を読み終えたあなたからも。
東洋　夏
夜の海は死者の領域、ならばその闇に彷徨うものの正体は。
鷹羽 玖洋

トウム・ウル・ネイ──その生活と婚姻　抄訳／
くれは

トウム・ウルは空に暮らす大きな生き物だ。翼はなく、島ほどの大きさで、泳ぐように空を飛ぶ。そのトウム・ウルの背中で暮らしているのがトウム・ウル・ネイだ。 　＊　＊　＊ これは、…
トウム・ウルの背中に暮らしているのがトウム・ウル・ネイだ
くれは
4000字にも満たない文字の中に、世界がある
五色ひいらぎ

世界最後のトラベラー／
一華凛≒フェヌグリーク

大図書館に勤めるトラベルは、故郷不明の存在喪失者である。 期末試験の一環で『世界最後の詩』を探すはずが、とある生徒の実験に巻き込まれ、本来の行先ではない滅んだ世界―――通称『禁書…
とある世界の行き詰まりにて。
一華凛≒フェヌグリーク
ファンタジー×ＳＦ×ディストピア
鷹羽 玖洋

とある植物学者の卵の日記（炎の平原にて）／
ながる

とある学生が「アッケンデーレ」という植物についてレポートに纏めるために『炎の平原』に赴いた時の日記を見返す。 短編小説競作企画「調」#異風調 http://still-in-…
憧れの教授がいるからこの学校に決めたんだけど
ながる
ファンタスティック植物学と指導教官の秘密。
鷹羽 玖洋

切々と望む／
GB（那識あきら）

帝国の役人と、二人のわけあり学生による、古代遺跡調査行。近世風な世界が舞台の物語です。 風土記系競作企画「調」 http://still-in-noise.a.la9.jp/f…
他人のお金で調査旅行に行けるとか最高だなあ！
GB（那識あきら）
ファンタジーの中のリアル。
鷹羽 玖洋

〈夕星山脈〉に眠る騎士／
石燈 梓

　樫の森の妖精王サルヴァンの弟子レイヴンは、小人のボルトとともに、遠く離れた西方の山脈の調査を命じられた。古代王国の遺跡を探しだし、そこに眠る〈黄金の騎士〉の存在を確かめよ、とい…
友よ、語れ。美しき世界を。
石燈 梓
友人には、鍵を。
夷也荊

楽士との旅――ヤーゲイ・ガナルの手紙／
いときね そろ（旧：まつか松果）

ヌー様主催の異世界風土記系競作「調」http://still-in-noise.a.la9.jp/fudoki/kikaku/2022_01_shirabe/kikaku.htm…
乾いた風が運ぶ風土記をどうぞ
いときね そろ（旧：まつか松果）
その出会いは現実か、砂漠の見せた蜃気楼か。
鷹羽 玖洋

ルヴァルフェンサ　遺石蒐集家／
綿野 明

　魔法と魔術の最高峰が集う「月の塔」で、魔術師の変死体が次々と発見される。腹部に縦一本、綺麗にメスを入れられた遺体からは、そこにあるはずの「遺石」が奪われていた。「ルヴァルフェン…
  • 残酷描写有り
魔法の存在する世界では、殺人の証拠隠滅なんていとも簡単だ
綿野 明
かくも愛らしく懸命な少年探偵魔術師
悠井すみれ

ダールェン平原に見られる金の幻影についての調査録／
綿野 明

やっかいな老魔術師に仕事を押しつけられた少年魔術師のフレンとタナエス。海の向こう、南の大陸の平原で目撃されたという謎の現象の調査に乗り出した二人は、そこで予想外のものを目撃する。…
羊の鳴き声って「フゥゥゥン？」だったっけ
綿野 明
調査すべき山ほどの未知。
鷹羽 玖洋

ロ族（ろぞく）界渡による精霊との意思疎通に関する調査報告書／
綿野 明

異界を渡り歩き、声を持たぬとされている精霊の声を聞き、精霊に歌を捧げる回遊民である「界渡（かいわたり）」に関する調査報告書。 ※横書き表示推奨 ※風土記系FT短編小説競作企画「…
現地の魔術師による、異世界のフィールドワークレポート
綿野 明
水と風。青と白と銀。それに、カン違い。
鷹羽 玖洋

北の深淵、その最奥に眠るもの／
橘 紀里

　まだ人と人ではないものが共存していた時代。小さな妖精の悪戯と些細な諍いから始まった、世界を滅ぼしかねない《大戦》。 　その混乱と苦難の時代がようやく終わりを迎えて数年後。一人の…
其は鎮魂のための祈りか、或いは——。
橘 紀里
謎多き深淵に踏み込む覚悟を
かこ