『懐いてた年下の女の子が三年空けると口が悪くなってた話』の登場人物。
30代。女。一人称“私”。
社長の黒船に付き従う社長秘書。
元は一課の社員で、七海、鬼灯とは同期。二人の事は下の名前で呼んでおり、プライベートでも仲が良い。
内気な性格で自己評価が低く何かと悩みを抱えがち。しかし、ガツガツと踏み込んで来る黒船によって解消される事が多く、彼女の方も頼りにしている。
何かと褒めちぎる黒船の言動に常に顔を赤くしているものの、仕事関係においてはミスをせず、社外では特に黒船の補佐と諫める役回りを担う。
黒船とはプライベートでも親密であり、彼の過去と追い求める“理想の全て”を聞き、それを全力で支える事を決意した。
父親とは仲が悪く、何かと距離を置くような対応をしている。
残業のプロ。二徹くらいは普通にできる。秘書になってからは止められている。
社員旅行編では意図せず黒船と混浴した。
※一言
社長秘書の甘奈です。
よく漫画や小説などでいる、トップの補佐は眼鏡をかけてキリッとした敏腕秘書がデフォルトですが、甘奈の場合は可愛い系の秘書です。
モデルは名前と姿を見れば大体は分かると思いますが、某ソシャゲの仙人秘書です。
家族関係は結構悲惨で、母は闘病の末に中学の頃に死別し、父方の祖母に育てられた経緯があります。母の死で父の事は恨んでおり、当時は何かと距離を置いていました。
それでも祖母に説き伏せられて社会人になってからはちょくちょく話す様になりましたが、会社に対する父の行動に憤慨し、再び距離を置くように。
実は小学校の頃は太っていて、男子に何かと馬鹿にされた事で男子が苦手で内気な性格になった経緯があります。(父の圧力のある学校に転校して小学時代を過ごす)
中学からはダイエットして痩せたものの、眼鏡におさげと言う地味な格好で過ごしたので目立たずに特徴のない生徒として数えられました。(それでも教職員は父親の圧力を受け彼女の動向には常に気を使っていた)
高校、大学も同様。成績は全国模試で常に三位以上を取っていました。(この頃から詰め込むことで成果が出ると間違った解釈をするようになります)
社会人になっても眼鏡をかけていましたが、秘書になった時に黒船からコンタクトに変える事を強く勧められて今の形に。そして、美人が周知される。
黒船と甘奈の関係は書いてて楽しいので、サブキャラの中でも登場頻度は多いです。
画像は残業の休憩がてらに屋上を歩いてる所。
「良い月だが……甘奈君の方が綺麗だね!」
「もー、そんな事を言っても仕事は減りませんよ!」
黒船と甘奈が主人公とヒロインの作品もあるので、そちらもどうぞ。
『社長と秘書が異世界召喚に巻き込まれるとこうなる話』
https://kakuyomu.jp/works/16817139558695202832
本編↓
『懐いてた年下の女の子が三年空けると口が悪くなってた話』
https://kakuyomu.jp/works/16817139556135500065