『呼び水の魔王』の登場人物。
登場時期『第3章 ジェシカ編 理を追う者』
16歳。女。一人称“アタシ”
四人の中でナタリアに“魔術”の教えを重点的に習った少女。
村の村長の娘と言う事もあり、同年代では責任感が強く、比較的にしっかりしている分、自分に無力感を強く抱くと落ち込む傾向がある。
ジン、ロイ、レンとは家族の様に捉えており、ナタリアに関しては心より尊敬する師匠のように慕っている。
四人の中で唯一“使い魔”を知ることが出来、彼らを使って索敵や、人を捜すなど、若くして強い繋がりを持つ。
魔術師として生きていく道の先が自分の大切な家族を護るために繋がると日々、理の探求に邁進している。
※一言
四人の中での“魔法枠”ジェシカです。
彼女の章での視点は主に魔法、神秘に焦点を当てて展開しているつもりで作ったキャラでした。
『呼び水の魔王』の世界観において魔法は、湯水のように使えるモノではなく、攻撃魔法一つ取っても、ソレ単体で敵を倒すには相当な準備と深い知識を要するに設定です。
天才だからと言って、地形を変えるほどの魔法をぽんぽん使えるワケではありません。
作中において、魔法とはあくまでヒトの生活や戦闘に+1する程度のモノで、魔術師の本懐は“理の探求”です。
まぁ、例外としてナルコのような魔術師も居ますが、彼女は彼女でそれなりの経歴があるので、妥当な能力だと思っています。