『懐いてた年下の女の子が三年空けると口が悪くなってた話』の登場人物。
年齢30代。女。一人称“私”。
社長秘書。
七海と鬼灯とは同期で、三姉妹の末っ子のように思われている。
元は一課の社員だったが、責任感が強く内気で抱え込みがちな性格も相まって定時で帰っても毎日家で徹夜で仕事をやっていた。
仕事効率を突き詰めに突き詰めて六人分の仕事を一度にこなすほど。(当時の一課の課長は甘奈がそれだけ仕事を抱えている事に気づかない程に捌いていた)
しかし、ある日限界が来て会社で倒れた事で発覚。当人は迷惑をかけた事を深く後悔し、会社を辞める事も考えたが、その仕事ぶりが社長の黒船の耳に入り、当時空いていた社長秘書の枠に抜擢される。
その後、仕事でもプライベートでも黒船に振り回される日々を過ごす事になるが、当人は今の立場を気に入っている。
両親は片親。放任主義な父親が今更干渉してくる事に怒っており、ソレが原因で会社に迷惑をかけた事で更に怒っている。しかし、内心で父の事を応援してる。
※一言
甘奈です。はい、名前と姿を見れば分かる通り、某ソシャゲの仙人秘書がモデルですよ。
有能だけど一人でやらせるとブレーキが壊れるタイプの人間で、何かとグイグイ踏み込んで舵を切る黒船との相性は悪くないです。
黒船とは両想いで、添い寝する仲ですがそれ以上の進展は今のところはありません。両者ともに抱えるモノが大きすぎてソレを全て終わらせたら、と考えています。
小さい頃から内気で友達も殆どおらず、高校では眼鏡におさげと言った地味度100%の本の虫。(成績は全国模試で常にトップ3だった)
大学でも眼鏡をかけて隅っこで本を読んでたり、サークルの勧誘などから逃げたりと、ほとんど一人で過ごしていました。(父親の圧力で大学側も彼女の事を腫物のように扱っていた)
友達らしい友達は、会社入ってからで七海や鬼灯には気兼ねなく色んな事を相談しています。
一人っ子なので、先輩と呼んでくれる後輩なんかから声をかけられると妹や弟に慕われている様で嬉しくなってたりします。
画像は、初めて黒船に呼び出されて秘書の面接を受けた時。当時は解雇を言われると思っていたが逆に、メッチャ褒められて照れてる。