『懐いてた年下の女の子が三年空けると口が悪くなってた話』の登場人物。
30代。女性。一人称“俺”。
ケンゴの務める会社の1課の課長。眼鏡は伊達。
美人な見た目とは裏腹に男勝りで口調は荒い。高いリーダーシップも持ち合わせており、会社全体でも頼りになる人物。武術も嗜んでおり、腕前は相当な代物。(蹴りでコンクリートを砕く)
社長の黒船とは高校の同級生で、1課の前課長は父親だが、コネではなく入社も昇進も全部自分の実力で席についている。
鬼灯、轟とは同期で、特に轟とは1課の元同僚。三人を姉妹とした場合、長女の様に見られており、二人もケイの事は頼りにしている。プライベートでも仲が良い。
父の後を追って自衛官を目指していたが、高校の頃に網膜剥離にかかり、治療に三年以上かけたため、自衛官の道は諦めた。眼鏡はその時の名残で今は完治している。(ケイの父親も自衛官だったが現役の時、網膜剥離を発症し退官した)
初対面の人間からは美人だけと怖いと見られがちだが、実は面倒見がよい姉御気質である。(ケイ自身も敬意を示す人間には敬語だったり、初対面の人間には丁寧語で喋る)
浮いた話は全くなかったが、家族と海外旅行に行ったときに、メダリストの天月新次郎に目をつけられた。後に会社まで追っかけて来たことから嫌悪していたが、ある一件を得て今はちょっと態度を軟化している。
※一言
1課課長の七海です。
社会人モノに良くいる、美人だけど怖くて、でもデレると可愛い女上司枠です。
しかし、七海に関してはデレがありません。心身ともに達観した大人の女性であり、あらゆることに踏ん切りをつけている事からも、誰かに甘える、と言う思考は持ち合わせておりません。
強気で男勝りな性格は、父親が悪い虫がつかないように知り合いの道場に通わせて、男の様に育てた事と、それを家族で許容したためにそのように育ちました。
昔から男女問わずにモテていましたが、性格とスポーツ万能な事も相まって男子よりも女子にモテモテ。道場に通っていたので基本は帰宅部だった。
高校3年の夏に網膜剥離を発症し、その治療が難航したために自衛官の道を諦めて、普通の大学に通いながら普通の社会人を目指す事に。
父親を強く尊敬しており、若干のファザコン気味。
自衛官にはなれなかったものの、年の離れた弟の成長を近くで見届けたり、親友や部下たちの事を気にかける今の生活も気に入っています。