『蒼い旅人と碧色の風』に出現した『業魔』。
セルヴェスの殺意に反応し発動する。殺意が強ければ強い程に能力を増し人間離れした力を発揮する。発動前に生身で受けたダメージをリセットされる。
行動原理は仇であるソニアを殺す事であり、関りのあるドラゴンも殺す事を目的にしている。ソニアに近ければ近い程に殺意が増す事からも、彼女を殺す事に特化した『業魔』である。
コレをセルヴェスに与えたベリウスは、ここまで強いモノが生まれるとは思っておらず、歓喜した。
専用武器が存在するが、現在は修復中。
※一言
業魔です。
業魔って何? と思う方に簡単に説明しますと、人の持つ『業』を『魔力』によって表に顕現させたモノです。
セルの師である【狂王】ベリウスだけが“与えられる”力であり、大半の存在は己の『業魔』に飲み込まれて戻って来れなくなります。
ベリウスの部隊は『業魔』をコントロール出来る者達で編成されており、後にドラゴンへ全面戦争を仕掛ける準備をしています。
世間的に見ればそれだけでも正気の沙汰では無いですが、ベリウスのその思想に賛同した者が部隊には集まっています。
セルの場合は、家族の仇であるソニアを殺す“殺意”が形になった代物。
敵を確実に始末するために他を気にかけない様に本能が選んだ姿が鎧であり、一定の識別はしていますが、対象を庇う者は全て殲滅対象であると、極端な思考をしています。