『魔物から助けた弟子が美女剣士になって帰って来た話』300話より。
女。一人称“妾”。
幻の国『トライライト』に在籍する『宮廷護衛官』。王妃であるオリビアの付人であり、スメラギとは同僚。
暗殺を生業とする一族であり、かつては『魔王アスラ』を暗殺する為に他国から依頼された暗殺者だったが、返り討ちに合って『トワイライト』に吹き飛ばされた。
『氷遁』(氷魔法)を得意とし、『風遁』(風魔法)を併用することで吹雪を起こす事も出来る程の実力者。
闇の中を白髪が動く様を見た者は死ぬ、と囁かれ知らず内に【白髪鬼】と呼ばれるようになる。
性格は『氷遁』を得意とするだけクール……と言うワケではなく、普段はかなりの激情家。特にスメラギに対しては不遜な戦い方や態度に嫌悪感を抱いている。
オリビアとは主従関係で慕ってはいるものの、オリビアからは妹の様に扱われて少し困っている。
※一言
クールに見えて炎のような感情を持つ、くノ一のラナヤです。
世界において忍者という存在はジパング発祥ですが、今では暗殺者の一つとして分類されています。
スメラギとの関係は同僚と言う形であり、暗殺者として戦闘中も馬鹿みたいに声を上げる彼の戦い方に嫌悪を抱いています。
それでもスメラギの忠義と実力は誰よりも認めており、連携する事も多々あります。
オリビアはスメラギとラナヤの関係を何かとLOVEな方向に勧めようとして、ラナヤを困らせています。