@TFR_BIGMOSA

作中で主人公が走っている速力は多くの陸上競技よりも、さらには主人公の本来のコンディションでの速力よりも遅い。 しかし「レース小説のスピード感は数字じゃない」がこれほど明確な作品は…続きを読む

回転寿司に初めて行く外国人に「そこのボタンを押して出るお湯で手を洗う」と教えるがごとき鬼畜の所業！

しかし。

ちゃんと救いのある話です。

……うん、ネタバレはしていない。

と言うのはタイトルと作者さんご自身の紹介文にあるとおりですが、最後にどんでん返し。 細かく読み返すと、あるいは最初から注意深く一語一語を追って行くと実は伏線があります。 見事な…続きを読む

タイトル以上のことを書くとネタバレになるので。 えーと。 勢いがスゴイです。 うん、これならネタバレにならない！ しかし「作者さんの紹介文から未読の方にもお分かりの」謎は残…続きを読む

かの名馬はなぜあれほどまでに人の人生までも弄ぶ存在だったのか？ 馬券を買ったことが一度もない私が読んでもクスリと笑える作品です。 そしてかの名馬の活躍と奇行がどれだけの悲劇と喜…続きを読む

　ライダーとしてのステップアップと成長、人としてのステップアップと成長が描かれた作品です。 　2輪のいくつかのカテゴリーではステップアップシステムが崩壊しつつあることと読み比べて…続きを読む

「主人公がいかなる存在なのか」は読み進める間に読者にそれとなく示され、そしてこのランの意味、主人公の正体をラスト数行で知ります。 評者の知る中ではカクヨムレース小説中でもっとも低…続きを読む

この白雪姫に勝利があらんことを！

それ以上は書くとネタバレなので省きます。

サクサクと読めて「頑張れヒロイン！」と応援したくなる締めです。

恐らく永久にその真相が判明することはないこの日本史の謎。 いくつもの有力説があります。 そのひとつを採用したこの作品は、少ない話数と余計な描写なしで見事に「前夜」を描いています…続きを読む

A.C.クラークの「遥かなる地球の歌」では「冷凍受精卵子とロボットを送り込んで人類文明を築いた惑星」が舞台となっていますが、「人間の親を持たない世代から、人間の親を持つ世代への移り…続きを読む

とにかく勢いがスゴイ！

情報に限ってはタイムパラドックスを解消しないところがこの話の結末を導いています。

心が汚れた人には別の意味に思えるかもしれませんが。 「（）という引っ掛けでいきなり意表をつくのだろう」 「何が（タイトル）だというのだ？」 少なくとも2パターンで読者をひきつけるタ…続きを読む

2023年12月22日追記。 連載が進み、さらに「まとまった時間をとって、人目のないところで読みましょう」度が増しました。 通勤通学中にスマホで読むのは避けた方が楽しめる作品です。…続きを読む

A.C.クラークのとある作品に出てくる宇宙飛行士の言葉。 「宇宙は広くない。だが惑星は広大だ」（大意） 視界に入っている距離は宇宙空間に居る時の方が桁違いに大きくとも、人間の感…続きを読む

それが中国から渡来し日本独自の発展を経た過程などが判りやすく紹介されています。 レビュアーはこのエッセイを読むまでは「陰陽道＝昔の日本の天文学＆気象学」くらいにしか認識していませ…続きを読む

えーと。
付け加えることがあるとするなら、耳栓はモルデックス「スパークプラグ」（飛行場、サーキット用）が最強！ステマではありません。

しかし、怪我が無くて良かった！

とりあえずラストまで読んでその上で作者様あとがきに従ってもう一度読んでみるこれおススメ！

タイトルどおりです。


お見事！

「在阪名門セリーグ球団ファン」の苛酷な境遇を楽しむ苛酷な話。 この作品とは関係ありませんが、昨年にベイスターズ相手にとある在阪名門セリーグ球団公式が「あと1人」をやってからの連敗…続きを読む

人間が「5類」にしたからと言ってウイルスの振舞いが変わるものではない、そういう話ではあります。 ライオンや虎をイエネコと言い換えれば噛まれたりパンチされても怪我で済むものかどうか…続きを読む

行ってしまう！
そう、ホイホイされてしまう！

これ以上何を書いてもネタバレなのでここまで！

読んでふと思うこと。 自分も何か口伝をテキスト起こししてみようか……？ しかし記憶に頼ったものは史料価値が低い。 それでも後世の歴史家が照査する上で役立つか……。 そんな感…続きを読む

5話まで読んでみました。 ……本当にこんな楽しい家族があるのだろうか……？ そう思ってしまうくらいの楽しさ。 ところでカクヨムのレビューは更新できると思いますから、今後読み…続きを読む

スコープに映ったその姿、その景色。 引き金に掛けた指がどう動いたかさえ目に浮かぶような、ハードボイルドの原義どおりの乾いた文体。 見習いたい。 しかし難しい。 そう思わせら…続きを読む

確かレビューは後から編集できると思います。 ので3話まで読んだ感想として。 ドジな美女の登場するほのぼのとした日常のはずが……。 「現実ならこれは嫌」だと言う予感、そして「フ…続きを読む

　約20年前にとあるweb上で読んだ「戦艦山城が奮戦する架空戦記」のリメイク？あるいはその場所の方針「お前ら、戦艦山城を活躍させなさい」に近い作品が読めるとは！ 　もしかしたらあ…続きを読む

　主人公がある事情で飛び越えてしまった「350年」の歴史はまだすべてが明かされてはいませんが、主人公が持つ常識その他が現代の日本人のそれと近いので読者にとっては「自分から見てどれほ…続きを読む

えーと。あまりに直球と言うかストライクゾーンの真ん中へ音速の剛速球というか……。 なんにせよタイトルどおりですが、心が汚れた人にはエロティックな意味に思えるかもしれません。 強…続きを読む

シューティングのスピード＆緊張感、見習いたい！

まったく男性お断りの世界だと思っていた「乙女ゲー」について学べる良エッセイ。たぶん。

たぶんと言うのはこのエッセイだけを読んで判ったふりをしている私の側の理由です。

主人公は冗談や誇張抜きで、「大藪春彦氏の著作の主人公たちと比べてさえも」ハードボイルドな存在であり、非人間的でさえもある。 この主人公に比べれば「汚れた英雄」の主人公（レースに勝利…続きを読む