普通の人がモータースポーツに入門し成長してゆく話

ごく普通の少女がレーシングカートを始めて成長してゆく話です。

主人公が常識人であるおかげで、読み手にとっては「彼女が成長と共に普通の人の目には見えない世界を見る力を身に着け、普通の人視点では描けない世界を描写する」過程が描かれています。

青春小説としても主人公の成長物語としても良い作品です。

「その世界の普通」が読み手に判りやすい。これはSFでもレース小説でも難しいテーマですが、上手く盛り込まれています。

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