作者さんの仰る通り、AI作品でお金を稼ぐことは論外です。AI作品をちょっとだけ軽く投稿するのは目を瞑ってもいいような気はしますが、収益化は絶対に避けるべきでしょう。他の方も言っているように、AIを使う前に、こういった素晴らしい警告をよく理解するのが良いでしょう。作者さんの忠告に耳を貸さず、馬鹿みたいにAIで作品を投下し続けることはマジで不快。常識のあるユーザー様の大多数が感じているモヤモヤ、怒りなどを作者さんは言葉にして広めてくださいました。AI生成が蔓延る令和の今だからこそ、ぜひ、小説や芸術を愛する全ての人に読んでもらいたい作品です。
本作は、お仕事中の情シスさんが生成AIの作成した小説をカクヨムに投稿することについての意見を述べたものです。
生成AIの作成した小説(以下AI小説)は、規制すべきであること。
一日の作品投稿数は規制すべきだということ。
AI小説の作者の収益や評価を抑制するしくみが必要なこと。
この部分には、まったく賛同します。
私などの木っ端小物が言うべき事でもないとは思います。
それでも、自分の旗幟を鮮明にしないのは卑怯だと思いました。それで立場を記したものです。
以下は、素人考えの私見です。
まず一人の一日の投稿数は規定する。
そして、PVというただ〝見た〟だけの行為の累積を、作者への報酬の基礎とすることを止める。
例えば報酬は☆の数の反映だけに絞り、その☆を与えるユーザーが持つ数を規定する。
それだけでも役立つかもです。少なくとも星爆はなくなりますね。
もし各ユーザーが、持っている☆は日に6個だけ。繰り越しなし。
そんな状況で好きな作品へ☆を付けるとしたら、どうなるでしょう。
☆の奪い合いとか激アツですね。
☆の与え合いとか温そうですね。
まーそんなやばい評価方法には、しなそうですけど。
いろいろ規制された状況でさえ、AI小説が評価されたのなら、しかたないですね。泣き寝入りましょう。
でも、泣き寝入りしていたとしても意見は言うべきです。
私はAI小説は規制すべきものだと思います。
と。こんな余談はさておき。
お仕事中の情シスさんの書かれた本作は、現在の生成AIを巡る小説投稿サイトの現状をやさしく面白く説明してくれて、提言もしてくれています。お勧めです。
ともあれ。小説投稿サイトの未来がニーメラーの警句みたいなことにならないために、誰もが考えて話すことは大切ですよね。
( ≧Д≦)
ムキョオオオオォッ!!??
ペンを持ったターミネーターの群れにぃ!!
サーバーが、サーバーが蹂躙制圧されムギョオオオ⋯⋯ゴフッ
_:(´ཀ`」 ∠):
(((;"°;ω°;)):カタカタカタ
なーんて現実が、SFの世界をも超えてしまったのねえ⋯⋯
本作はぁ、生成AIによる「量産品の大量投稿事件」をテーマにした、しんぷるで分かりやすい論評なのよねぇ〜。
(σ・∀・)σイイカンジダゼ!!
作者さんの立場・考え方→大量投稿の悪影響・危惧→対策案・まとめ
⋯⋯という順番でまとまっており、順序よく理解ができるわぁ。
短い文に、考えるヒントはタップリ。これぞ論評の王道ッ!!
ヾ(๑╹◡╹)ノ"
(´ε`;)ウーン…
まあ、歴史的な認識で言うならあ。
まず、戦前の日本人にあった「文章への教養」が、戦後では失われてぇ。
「機能的非識字」「そもそも、Xポスト以上の長文が読めない」人たちが、現代で可視化されるようになったわねえ。
短小軽薄&極端な合理性を好む大衆と⋯⋯「とにかく早く、結論だけプリーズ! ファスト映画も動画の倍速再生もOK!」という、タイパ至上主義&経験咀嚼能力の低下が、第一の因子。
(ᵕ᷄≀ ̠˘᷅ )ハァ~
(`¥ω¥´)マネー!!
バブル崩壊以降の「失われた経済成長」。
それに伴い「鳥貴族の錬金術」「5000円のダイヤ無料」「東京駅限定Suicaの転売ヤー」などに代表される「貧乏くさくなった日本、セコく儲ける日本人」が、第二の因子かしらあ。
まあバブル期にも「酒場の裏から空き瓶を失敬して、換金する連中」は居たけどねえ。
(ノಠ益ಠ)ノ彡┻━┻ンダテメー!!
(。•́︿ •̀。)
「良き読書経験を追求しよう。本は人生を豊かにする」という認識が、作者からも読者からも消え去ってぇ。
文化防衛の意識も希薄な日本人にぃ、この惨状に抗うことはできるのかしらぁ?
(`・ω・´)ゞ
まあ、アタシは片隅でお気楽に同人作家してるわあ。
オネエ口語文&独自の文体、研ぎ澄ませた助平表現、放送禁止レベルの危険思想、規制をかいくぐる比喩表現&罵倒語の数々⋯⋯これをAIが真似してしまう時が来たら、アタシも引退だけどねぇ⋯⋯
(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷̥́ ⌑ ᵒ̴̶̷̣̥̀⸝⸝⸝)グスン
使い方次第だと思います。
丸投げには反対ですが、AI「草原に吹く風が○○の髪を揺らす」→人間「草原に吹く風が○○の髪を揺らすたび、捨て去ったはずの故郷を思い出す。幼馴染のあの子は今頃結婚式の最中だろう。先ほど髪を揺らした風が○○の胸に空いた空虚な心を吹き抜けるようだった」(下手ですみません)
という風に、AIにつくれるのは風景とかのみで心を通わせるのは人間にしかできません。
なぜならAIは〇〇という主人公の名前や性別設定は知っていても心情は知らないからです
。
あと悪貨は良貨に駆逐されるとは言われますが、駆逐されればよろしい。
AIに負ける程度の作品しか書けないなら消えればよいのです。
だってあなたの代わりはAIが書きますから。
しかもエタらずに最終話まで書いてくれます(最重要かつ自戒)
完結されない話なんて、よほど良作以外読む時間勿体ないですからね。
AI小説の増加に警鐘を鳴らすエッセイです。
今やAIは無くてはならない便利なツールとして浸透してきました。
私も仕事上ではいろいろ使ってます。大量の英文資料を要約させたり、挨拶文の下書きをさせたり。でも、決してそれをそのまま使うことはしない。
AIはハルシネーションを排除できないし、今のモデルは過去積み上げた人間の集合知を超えることは無い。
あくまで参考として使うなら、これほど便利なものも無いが、検証せずそのまま使うべきでは無い。
仕事なら当たり前のことが、エンタメなら許されるのか。
AIに書かせた小説をそのまま大量に投稿する。
それによる弊害を検証し、警鐘を鳴らす作品です。
このエッセイを読んで、皆さんはどう考えるか。議論に一石を投じる作品、ぜひ読んで考えて下さい。
生成AIの取り扱いについて、警鐘を鳴らす作品です。
例えばAIを添削や自作品に対する客観的な評価に使う分にはまだ許されるかもしれませんが、それが小説の大部分を丸投げさせて書かせるとなるとどうなのか。私としては飽く迄ツールの1つとして活用するのは良いと思いますが、それが丸投げとなると首を傾げてしまいます。
過去に絵師界隈では生成AIによるイラストの問題がありましたが、その波が小説界隈にも遂に来ているのかもしれません。
まず今の段階でどんな流れが来ているのか。
それを知るところから始めてみると良いかもしれませんので、是非ともこの作品を読むことをおススメします(`・ω・´)ゞ
適切に設計されたプロンプトを与えれば適切な出力を返す。
これは「入力者の方が詳しい」ことに限って使い物になるとも言える。
仮に絵を描かせるにしても、自らは絵筆をとらない人が扱うとしてもその場合、絵の良し悪しが判る人間が扱わなくては意味がない。
さてテキスト生成を代行させるには?
これも同じ。さらに「絵を描く」と言うバイト数にするとテキストよりずっと大きなデータを扱えることから錯覚しがちだが今のAIに「ストーリーのある」テキストを生成させる場合には適切なプロンプトがあってもなお、千文字そこらで矛盾を生じ始める。
そもそもLLMは多層フィルタであって「ストーリーや設定を理解」など全くしていない。
これを無視して生成させると駄文以下のものしか作らない。
たとえば「蛍光灯が煌々と照らすオフィスでディスプレイだけが光っている」なんて文章(小学生の作文でもこれはペケだろう)を生成する。
そうして生成させたものを無分別に投稿することは、まさにこの筆者が指摘しているとおり「画像生成において鳴らされていた警鐘」の無視でもある。
指や腕の本数がおかしな人物像が投稿されていた時代(一昨年くらい?)をテキスト投稿サイトはいま迎えているとも言える。
もっとも、これは歴史が韻を踏む典型例でもある。
別分野だが「空力設計者」がコンピュータシミュレーション結果を示すだけのものと、自分で設計できる本物に二極化してから50年ほど過ぎている。
どのチームかは伏せるが「ベルヌーイの定理で空力設計なんて出来ない。空気には圧縮性があるんだ」と公言する(=圧縮性の影響を「筆算で」数回計算すれば済むそれだけのことが出来ず、コンピュータ任せにしていて検証もできない)F1マシン設計者が現役に実在している。
鋭いエッセイの書き手、お仕事中の情シスさんの熱い叫びを綴った作品です。
情シスさんのエッセイは、どれも極上ですね!
今回は、最近激増している、AI丸投げ小説への警鐘です。そういえば、日間ランキングがゲシュタルト崩壊しそうなほど(by文鳥さん)、おんなじような作品があふれているなあとは思っていたんです。38作品一日で更新なんて、人間には無理ですよね。
ここで書かれている情シスさんの意見には、わたくしも全面的に賛成します! ジェミニ先生にはお世話になってますが、今後は主に「褒めてくださーい!」という目的に使うことに致しますw いや、感想だけでなくて、勝手に改善点も言ってくれるので、「なるほど」というものは採用してますがw
やっぱり、生成AIは、「小説に詳しい友人に草稿を見せて意見を聞く」くらいのお付きあいがいいセンなんじゃないですかね。
とても感銘を受けました。
皆さんも読んでおいて損はないですよー。